全日本モトクロス選手権で活動する本田七海選手の米国挑戦を、Off1.jpが2026年10月29日公開の取材記事で伝えた。中心となるのは、2年連続で出場したロレッタリンと、その後の米国ウーマンズモトクロス選手権(WMX)。本稿では本人の経験を伝える取材の要点を紹介し、WMXの大会公式成績を併せて整理する。夏のレースを振り返る記事であり、今後の開催予告ではない。

順位だけでは見えない、2回目の挑戦
Off1.jpの本人への取材によれば、本田選手は初挑戦で残った課題に向き合うため、再び米国の大会を目指した。国内のレースを続けながら遠征を組む形を選び、費用や滞在、移動、車両の準備を並行して進めている。競技の機会はコース上だけで完結するものではなく、日本の支援企業や現地で知り合った人々とのつながりも、挑戦を継続する土台となっていた。
準備面では、電子制御や排気系のテストに加え、体格に合わせたサスペンションの調整が紹介されている。ただし、これは本人の競技車両と走行条件に合わせた取り組みだ。記事中の印象を、市販車に共通する性能や、誰にでも適した調整値として読むことはできない。
荒れた路面への対応と、最後のレースで得た感触
取材記事が伝えるロレッタリンの結果は、ウーマンズクラス総合10位、各モトは8位・15位・8位。第2モトはペナルティ適用後の順位として記されている。ここでの順位と経緯はOff1.jpの報道に基づくもので、本稿では主催者側のロレッタリン公式成績表を直接確認できていない。
本人の振り返りでは、練習で感じた手応えに対して、決勝で荒れた路面への対応が難しかったという。最終モトでは競り合いの中で走りの感触をつかみ、次の挑戦につながる経験を得たと語っている。順位表と本人の評価は同じ情報ではない。結果を残すことと、走りの課題を具体的に捉えることの両面から、この遠征を読むことができる。

WMX後半3大会は公式成績でも確認
ロレッタリン後のWMXについては、Pro Motocross公式の結果と照合した。本田選手はユナディラで総合7位、バッズクリークで11位、アイアンマンで12位。公式結果の車両メーカー表記はいずれもヤマハである。
| 大会公式結果の表示日(現地) | 大会 | 総合順位 | 各モト順位 |
|---|---|---|---|
| 2026年8月15日 | ユナディラ | 7位 | 7位・9位 |
| 2026年8月22日 | バッズクリーク | 11位 | 13位・12位 |
| 2026年8月29日 | アイアンマン | 12位 | 10位・14位 |
これらは各大会の総合順位で、年間ランキングではない。また、ロレッタリンの3モトとWMX各大会の2モトでは構成が異なるため、順位の数字だけを並べて優劣や成長幅を断定することも避けたい。本人は取材の中で、米国でさらに競技を続けることへの意欲を示しているが、将来のフル参戦が決まったという発表ではない。
取材の詳しい経緯は元記事へ
今回の新着は、夏の成績そのものの速報ではなく、当事者への取材を通じて準備とレース中の課題を振り返る記事だ。現地での出会いや支援者との関係、本人の具体的な言葉は元記事に詳しい。海外参戦を考える読者も、この一例を一般的な参加手続きの説明と捉えず、実際に出場する大会の最新規則や資格要件を主催者に確認する必要がある。
取材出典:Off1.jp「2度目のロレッタリン、本田七海が挑んだ7日間」(2026年10月29日公開、著者:Izawa Yuka)。本稿は全文転載ではなく、Bikeman ニュース 編集部による独自要約・再構成です。
成績確認:ユナディラ公式結果/バッズクリーク公式結果/アイアンマン公式結果。主催者参照:MX Sports。メーカー表記:ヤマハ。確認日:2026年10月29日。











コメント