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バイクのマフラーを重低音にする方法は?音質に影響する要素からおすすめマフラーまで

目次

バイクのマフラー音を重低音にしたい!方法はある?

引用元:https://pixabay.com/ja/photosA4-296369/

バイクのマフラーは、交換するだけでバイクの排気音が変わるカスタムの定番アイテムです。選ぶマフラーの種類や材質、素材の厚みなどによってバイクの排気音が重低音になります。

バイクマフラーの種類による音質の違い

バイクのマフラーにはサイレンサーだけ交換するスリップオンと、排気管(エキゾーストパイプ)とサイレンサーを交換するフルエキゾーストがあります。サイレンサーだけ交換するスリップオンよりも、フルエキゾーストの方がより音質の変化が出やすいです。マフラーの材質にはさまざまなものがありますが、その中で最も重低音になりやすいのがチタン製のマフラーになりますので、より重低音にしたい方は材質にもこだわりましょう。

ハーレーはバッフルでも重低音に

ハーレー・ダビッドソンで、バンス&ハインズ製やフリーダムパフォーマンス製のマフラーを装着したバイクは、専用のバッフル(鼓動バッフル)を入れると重低音になります。鼓動バッフルはパインバレーより発売されており、装着すればよりバリバリ音と地面から振動しているかのような重低音が強調され、ハーレーの存在感を演出してくれるアイテムです。

鼓動バッフルに対応しているマフラーは以下のようになっています。

  • バンス&ハインズ製
    • ショートショット
    • サイドショット
    • ビッグショット
    • ストレートショット

フリーダムパフォーマンス製は、デクラレイション ターンアウトのみ対応。

車検があるバイクは騒音規制に注意

車検のあるバイクは、騒音規制にひっかかると車検に通らなくなるので、騒音規制の範囲内のマフラーを選ぶ必要があります。重低音のマフラーにすると全体の音量もアップすることがあるので、交換するマフラーが車検対応かどうかを確認の上、マフラーを選ぶのがおすすめです。通常はカスタムマフラーで走行し、車検の時だけ純正マフラーに交換する方法もありますが、騒音規制の数値を超えていると警察官の取り締まり対象となりますので、注意しましょう。

マフラーの音質の違いに影響する要素

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マフラーの素材や長さなど、さまざまな要素が組み合わさってバイクの排気音になっていますので、要素を踏まえてマフラーを選択するのがおすすめです。素材などバイクの排気音に影響するマフラーの要素と、「どちら(どれ)がより重低音になるか」について解説していきます。

要素1.マフラーの素材

バイクのマフラーに使われる素材によって音質が変わり、素材が固いほどより低音の効いた音になります。バイクのマフラー素材は純正マフラーで多く使用されるスチール製のほか、アルミやステンレス、カーボンにチタンがあり、中でもチタンが一番固い素材です。固い素材のチタンが最も重低音を生みやすく、逆に柔らかいアルミは高音寄りの音になります。

要素2.マフラーの長さ・太さ

マフラー素材と並び、マフラーの長さや太さも排気音の音質を決める要素です。マフラーが長くなるほど排気音の低音が響きやすくなり、太さは太いほうが低音寄りの音質になります。逆に長さが短く細いマフラーは高音寄りの音になり、同じ素材のマフラーでも長さや太さによって音質も変化しますので、重低音にするには長く太いマフラーを選ぶとよいでしょう。

要素3.マフラーの薄さ

マフラーの厚みによっても音質に変化が生まれ、マフラーが薄いほど振動しやすくなるので、高音寄りの音になります。重低音の排気音にしたい場合は、マフラーが厚めのものを選ぶようにしましょう。マフラーの長さが長く太めで、さらにマフラーの肉厚が厚いものを選べば、より重低音を出す排気音になります。

要素4.2ストか4ストか

2ストと4ストとでは、マフラー(2ストはチャンバー)のカスタムにより、音質の変化を受けやすいのが2ストです。2ストはスリッオンタイプでも交換すれば音質の変化が現れやすいですが、4ストの場合は材質やマフラーの長さなど、複数の部分まで意識しないと効果がわかりにくいこともあります。

重低音マフラーの選び方

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/AD-2077914/

マフラーを重低音にするには、マフラーのさまざまな要素を意識してカスタムすれば、より効果が出やすいです。こちらの項では、より具体的にマフラーを重低音にするための選び方について解説していきます。

選び方1.材質で選ぶ

マフラーの材質が固いほど重低音になる傾向にあるので、より固い材質のチタン製マフラーがおすすめです。ほかにも、カーボンマフラーも低音が出やすいマフラーなのでおすすめですが、カーボン素材は垂直方向の衝撃に弱く、転倒の際に割れてしまうことも。また、チタンやカーボン製マフラーは高額なので、費用を抑えてマフラーをカスタムしたい方は、スチール製がおすすめです。

選び方2.手軽さで選ぶ

マフラー交換の手軽さで選ぶなら、スリップオンタイプがおすすめです。フルエキゾーストタイプよりも安価で、サイレンサー部分だけの交換で済むので、自分でも交換しやすいですし、ショップに依頼しても工賃がフルエキゾーストより安くつきます。チタン製やカーボン製のスリップオンは重低音になりやすいですが、逆にアルミ製やステンレス製は高音寄りの音になるので、チタン製かカーボン製のスリップオンがおすすめです。

選び方3.デザインで選ぶ

マフラーのデザイン性が高いのが、独特の焼色が特徴なチタン製のマフラーです。チタン製マフラーは高額なものも多いですが、一目でチタンマフラーと分かりますし、高級感もあるので所有感も出てくるでしょう。予算が許されるなら、見た目の美しさと高級感、より重低音な音質を作るチタンマフラーがおすすめです。

選び方4.費用で選ぶ

より重低音の効いた音を出し、チタン焼けの見た目も高級感のあるチタンマフラーですが、価格が高価なのが玉に瑕(きず)。マフラーの費用を少しでも抑えたい場合は、純正マフラーとしても採用されることの多いスチール製が比較的安価でおすすめです。スチールは加工し易いですが、強度を出すために厚めに設計する必要があり、その結果低音の効いた音を出す傾向にあります。

重低音が特徴のバイクマフラーおすすめ8選

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バイクの排気音を重低音にしてくれる、おすすめのマフラーを7モデルご紹介します。スリップオンとフルエキゾーストをそれぞれ紹介していきますが、手軽さから選ぶならスリップオン、性能や音など本格的なものを求めるなら、フルエキゾーストを選ぶとよいでしょう。

ワイバンクラシック スリップオンマフラー レブル500 rs gear

rs gear (アールズギア)「ワイバンクラシック スリップオンマフラー」は、レブル500の排気音を重低音にしてくれる、スリップオンタイプのマフラーです。メーカー公称値で馬力は0.4ps、トルクは0.2kg-mアップし、街乗りで多用する低・中速回転域からパワーとトルクもアップするので、より扱いやすいレブル500になります。重低音の効いた排気音に加え、全体に渡ってトルクフルに変化する車検対応のスリップオンマフラーです。

  • タイプ:スリップオン
  • メーカー:rs gear (アールズギア)
  • 販売価格(税込):62,547円

リアルスペック スリップオン タイプS CBR250RR rs gear

rs gearの「リアルスペック スリップオン タイプS」は、CBR250RRの全年式に対応したスリップオンマフラーです。素材はチタンで、サイレンサーエンドにはドライカーボンを使用、重低音の効いた排気音へと変わり、ドラッグブルーの焼色が高級感も演出してくれます。純正サイレンサーの約3分の1の重量で軽量化も図れ、低回転域から高回転域まで、全域に渡ってエンジントルクとパワーがアップするスリップオンマフラーです。

  • タイプ:スリップオン
  • メーカー:rs gear
  • 販売価格(税込):74,175円

イカヅチサイレンサー ZX-10R TRICK STAR

ZX-10Rでスポーツ走行する方におすすめのスリップオンマフラーが、TRICK STAR の「イカヅチサイレンサー」です。一目で素材がチタンと分かる焼色がとても美しく、レーシーさと高級感を醸し出してくれます。純正に比べ低音のサウンドを出してくれるだけでなく、エンジンのトルクやパワーアップ、軽量化にも貢献してくれるチタンマフラーです。

  • タイプ:スリップオン
  • メーカー:TRICK STAR (トリックスター)
  • 販売価格(税込):147,246円

GPスペック チタンサイレンサー GSX-R1000 rs gear

GSX-R1000の音質変化と大幅な軽量化が図れるのが、rs gear「GPスペック チタンサイレンサー」です。2009年~11年モデル(K9~L1)に対応し、純正マフラーの2本出しから1本出しになるので、約80%もの軽量化になります。サイレンサーは真円のチタン製で、ノーマルの触媒を取り外し、排気バルブを残して接続するタイプのスリップオンマフラーです。

  • タイプ:スリップオン
  • メーカー:rs gear
  • 販売価格(税込):96,581円

ZERO アノダイズドチタン マフラー GROM MORIWAKI

「ZERO アノダイズドチタンマフラー」は、美しいアノダイズド加工(アルマイト加工)が施された、GROM用のフルエキゾーストマフラーです。素材はチタンで、アイドリング状態から低音が強調された、重みのあるサウンドに変身します。純正マフラーよりも約3Kgの軽量化が図れ、低速からスムーズな吹け上がりになるマフラーです。

  • タイプ:フルエキゾースト
  • メーカー:MORIWAKI ENGINEERING(モリワキエンジニアリング)
  • 販売価格(税込):49,206円

NASSERT EVOLUTION TYPE2 NINJA250SL用 BEET

BEETの「NASSERT EVOLUTION TYPE2」は、NINJYA250SL用のフルエキゾーストマフラーです。クリアチタンでサイレンサーのエンド部分に、チタン特有の美しい焼けが見られますが、チタンらしさがさりげなく演出されています。ノーマルマフラーの6Kgに対し、2.6Kgと半分以下の重量で、トルクの谷がないので街乗りから高速走行まで、扱いやすいマフラーです。

  • タイプ:フルエキゾースト
  • メーカー:BEET (ビート)
  • 販売価格(税込):125,906円

チタンオーバルドラッグブルーサイレンサー CB400SF/CB400SB SPEC3 rs gear

チタンの主張が強いCB400SF/CB400SB SPEC3用のフルエキゾーストマフラーが、rs gear「チタンオーバルドラッグブルーサイレンサー」です。パイプ部だけでなく、サイレンサーの内部パーツまでチタンを用いる徹底したこだわりぶりで、サイレンサーのチタン加工は見る人に大きなインパクトを与えるでしょう。熟練した職人によってエキゾーストパイプが手曲げ加工され、品質と性能にとことんこだわったマフラーです。

  • タイプ:フルエキゾースト
  • メーカー:rs gear
  • 販売価格(税込):158,210円

ZERO ゼロ フルエキゾーストマフラー LEAD125 MORIWAKI

LEAD125の排気音を低音に変えてくれるのが、MORIWAKI「ZERO ゼロ フルエキゾーストマフラー」です。歯切れのよい音で騒音規制にも対応しており、エンジン全域に渡ってトルクやパワーアップするので、パワフルな走りで街乗りも楽しくなるでしょう。重量も3.8Kgと、ノーマルの5.7Kgから2Kg近い軽量化が図れ、チタンの美しい焼けがインパクトを与えてくれます。

  • タイプ:フルエキゾースト
  • メーカー:MORIWAKI ENGINEERING
  • 販売価格(税込):42,177円

まとめ

バイクの排気音を重低音にする方法について解説してきました。バイクの排気音は、マフラーの素材や長さ、厚みなどさまざまな要素が絡み合ってできており、要素にこだわればより重低音が効いた排気音が手に入ります。最も重低音を出しやすいマフラーはチタンやカーボンですが、ほかのマフラーに比べて高額なので、予算の範囲内で今回解説した内容を実践してみてください。

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