デイトナは2026年10月8日、ヤマハ「XSR155」の2026年モデルについて、適合する用品・パーツの一覧を公開した。対象として示されている型式は8BK-RGB5J。今回は、荷物を積むためのキャリアとバッグ、スクリーン、ドライブレコーダー、駐車時のヘルメット保管用品を中心に、必要な部品と組み合わせの条件を整理する。
ニュースの内容は適合情報の公開であり、掲載された用品がすべて10月8日に新発売されたという意味ではない。適合の基準はデイトナの2026年型XSR155適合一覧、価格や個別の制限は各製品ページによった。価格は2026年10月19日確認時点の税込標準価格で、取付工賃などは含まない。

荷物の置き方で選ぶ、キャリア・サイドバッグ・テールバッグ
積載用品は、容量だけを横並びにして選びにくい分野だ。後方に荷台を設けるキャリア、車体の左右に振り分けるバッグ、シート上に置くバッグでは、荷物の位置と固定部品が異なる。XSR155の適合一覧には、それぞれの選択肢が用意されている。
| 用品 | 品番 | 税込標準価格 | 容量・積載条件など |
|---|---|---|---|
| グラブバーキャリア | 32528 | 26,400円 | 最大積載重量6kg。トップケースは32L以下、ケースとベースの重量は5kg以下 |
| DHS-42 振り分けサイドバッグ | 40629 | 29,700円 | 左右各9L。荷物は片側2kg、左右計4kgまで |
| GIVI TLB20 テールロックバッグ | 32612 | 22,000円 | 最大容量20L、最大積載重量2kg。別売の取付部品が必要 |
グラブバーキャリアは6kgとケース側の条件を分けて確認
グラブバーキャリア(32528)は、スチール製・マットブラック仕上げ。荷台をタンデムシートの上面に合わせた構成で、荷台の寸法は長さ212mm、前側幅266mm、後側幅168mmとなる。GIVIトップケースのベースを装着しやすい寸法とされ、ヘルメットホルダーも標準装備する。
注意したいのは、最大積載重量6kgが「荷物だけを6kg入れられる」という案内ではないこと。トップケースを使う場合には、容量32L以下、ケースとベースの重量が5kg以下という条件が別にある。メーカーは、重いハードケースではケース自体の重量でキャリアの上限を超えるおそれを示している。容量の表示だけでなく、ケース、ベース、荷物を含む搭載状態で確認したい。
また、鍵式の車種専用ヘルメットホルダー34989とは同時装着できない。キャリアにホルダーが付いていることと合わせて、別体のホルダーを重複購入しないようにしたい。キャリア装着時の条件は、別の品番のキャリアにそのまま当てはめず、32528の製品案内を基準にする。
左右各9LのDHS-42は、熱源との距離も条件
DHS-42(40629)は、左右に9Lずつのバッグを配置するタイプ。サイドバッグサポートを必要としない設計で、固定用のイージーリングベルトとレインカバーが付属する。バッグ本体は片側で高さ210×幅300×奥行き150mm、付属品を含む重量は片側1.5kg。最大積載重量は片側2kgなので、9Lという容量と重量の上限は別々に確認する必要がある。
横開きのふたを採用し、荷物のこぼれ落ちを抑えるネットを備える。一方、バッグに耐熱性はなく、メーカーは荷物を入れた状態で熱源から50mm以上のすき間を求めている。車体との接触部も、傷や色移りが起こる可能性があるため保護が推奨されている。サポート不要という特徴だけで、マフラーや車体との位置関係まで確認不要になるわけではない。
TLB20は20Lまで、荷物は2kgまで
GIVI TLB20(32612)は最大20Lのテールロックバッグ。底面は縦340×横300mm、高さは220mmから約280mmまで変化し、最大積載重量は2kgとされる。取り付けには別売のシートロックフランジ、またはアタッチメントが必要だ。バッグ本体の価格だけで購入計画を終えず、使う取付部品も確認したい。
XSR155の適合一覧では、テールロックバッグはTLB18/TLB20の20L以下が推奨サイズとして挙げられている。容量を増やしたい場合でも、この案内から大型モデルまで装着できるとは判断しない。キャリア、左右のバッグ、シート上のバッグのうち、どこに何を置くかを決めてから製品ごとの容量と重量を照合するのが分かりやすい。
スクリーンは2系統。ステー27606と組み合わせる
スクリーンは「ブラストバリアー」と「エアロバイザー」が適合一覧に掲載されている。どちらもスクリーン単体だけで完結せず、車種専用取付ステー27606が必要だ。このステーの税込標準価格は5,280円。名称が似たブラストバリアーXは取り付け不可と明記されている。
| スクリーン・スモーク仕様 | 品番 | 寸法・厚さ | スクリーン単体価格 | ステー27606との合計 |
|---|---|---|---|---|
| ブラストバリアー | 68305 | 縦305×横360mm、厚さ3mm | 13,750円 | 19,030円 |
| エアロバイザー | 67572 | 縦240×横225mm、厚さ2mm | 5,720円 | 11,000円 |
表の合計は税込標準価格を足した部品代で、工賃を含めた見積もりではない。ブラストバリアー68305はポリカーボネイト製で、ヘッドライトの切り欠き上端からスクリーン上端までは約250mm。エアロバイザー67572もポリカーボネイト製だが、同じ部分の高さは185mmとなる。外形の大小だけでなく、切り欠きを除いた中央部の高さも違う。
メーカーは、同じスモークでも厚さの違いによってブラストバリアーの方が濃い色合いになると説明している。画面上の色だけで同じ見え方と判断せず、形状、幅、高さと合わせて検討したい。なお、本記事では走行による防風効果を比較測定していないため、疲労軽減の程度などを数値で保証するものではない。
スクリーンのお手入れについては、溶剤を含むはっ水剤を使わないよう製品ページで案内されている。ブラストバリアーには、直射日光による集光で車体の一部を傷める可能性への注意もある。購入時は外観と価格だけでなく、取扱説明書の装着・保管上の注意も確認したい。
MiVueはモニター付きと記録用モデルで構成が異なる
電子機器では、スマートモニターとドライブレコーダーを組み合わせた「MiVue MK50」と、前後カメラのドライブレコーダー「MiVue M820Pro」などが掲載されている。画面を設けるか、映像記録を中心に構成するかで、必要な設置場所も異なる。
MiVue MK50(61612)は税込80,300円。5.5インチのIPSタッチ液晶と前後カメラを備え、64GBのメモリーカードが付属する。XSR155の適合案内では、モニターは付属クランプでハンドルバーへ、リモコンはグリップ部へ取り付ける構成。フロントカメラはヘッドライトケースへの貼り付け、またはカメラステー49337を使う方法が示されている。
MiVue M820Pro(63340)は税込62,700円。前後2K・1440Pの記録に対応し、STARVIS 2センサー、GPS、駐車監視機能などを備える。こちらも64GBのメモリーカードが付属する。本体に加えて前後カメラとGPS多機能コントローラーを配置する構成なので、本体価格の比較と別に、カメラやスイッチをどこへ固定するかを確認する必要がある。
カメラ・スイッチの取付用品も予算に含める
| 取付用品 | 品番 | 税込標準価格 | 役割 |
|---|---|---|---|
| カメラステー ミラーM10クランプタイプ | 49337 | 1,320円 | フロントカメラの取付候補 |
| リアカメラナンバープレートクランプステー | 64010 | 1,870円 | リアカメラをナンバープレートホルダー側へ配置 |
| コントロールスイッチステー ミラーM10クランプタイプ | 40884 | 1,320円 | ミラー取付部へスイッチを配置 |
表はXSR155の適合案内に登場する部品を整理したもの。49337、64010、40884はいずれも別売の取付用品で、すべての機器に3点一式を必ず使うという意味ではない。MK50とM820Proではリモコンやコントローラーの構成も異なるため、購入する機種と取付方法に合わせて選ぶ必要がある。
特にリアカメラをナンバー周辺に配置する場合、フェンダーレスキットへの変更を同時に考えている人は注意したい。例えば、別途案内されているXSR155用LEDフェンダーレスキット70028には、ナンバープレート以外の部品を取り付けないという制限がある。用品がそれぞれXSR155向けでも、自由に重ねて取り付けられるとは限らない。
ミラーまわりはアダプターと取付位置を確認
ハイビジミラーのロッドタイプやHIGHSIDERのロッドミラーを選ぶ場合、適合一覧には緩衝装置付きミラーアダプター99784を別途使う条件が示されている。99784は税込1,760円、左右2個セットのM10ヤマハ用で、高さは30mm。ミラー側はM10×P1.25正ネジ、車体側は左が正ネジ、右が逆ネジとなる。購入時はミラー本体の品番と、アダプターが必要な仕様かどうかを一緒に照合したい。
機器用の固定場所を増やすマルチバーホルダーにも、取付条件がある。ミラークランプタイプ78030は、クロームメッキのショート仕様で税込1,980円。バーの直径は22.2mm、全長100mmだが、XSR155の適合一覧では右側のみ取付可能とされる。左右どちらでもよい前提で機器の位置を決めないようにしたい。
駐車時のヘルメット保管は、鍵式とダイヤル式から
車種専用のヘルメットホルダーには、鍵式34989とダイヤル式48725が掲載されている。鍵式は税込4,180円で鍵が2本付属。ダイヤル式は税込5,500円で、解錠番号を変更できる2ダイヤル方式を採用する。いずれもブラックのスチール製ステーを使う。
キャリアの項で触れた通り、鍵式34989はグラブバーキャリア32528との同時装着ができない。ダイヤル式についても、鍵式と同じ条件だと推測したり、制限の記載が見当たらないことだけで併用可能と判断したりせず、組み合わせる品番を販売店に伝えて確認したい。
メーカーは、これらを駐車中の盗難を抑止する用品として案内しており、完全な盗難防止を保証していない。また、ヘルメットをホルダーに付けたまま走行しないよう注意している。使いやすい解錠方式と、すでに装着しているキャリアとの関係を整理して選ぼう。
購入前は型式・品番・同時装着の3点をそろえる
今回の適合情報を使う際は、まず車両が8BK-RGB5Jに該当するかを確認し、そのうえで使いたい用品の品番を控えると相談しやすい。製品ページの見出しには旧年式の表記が残る用品もあるため、2026年型の適合一覧と個別製品ページを合わせて確認することが大切だ。
積載用品なら容量と重量、スクリーンなら本体と専用ステー、電子機器なら本体とカメラ・スイッチの固定部品までを一つの構成として考えたい。最後に、既存のキャリア、ミラー、フェンダーレスなどと同時に取り付けられるかを照合する。今回の一覧は候補を探す入口になるが、すべてを同時装着した完成車の保証ではない。
出典:デイトナ「YAMAHA XSR155_2026」適合パーツ一覧および本文中の各公式製品ページ。仕様・適合・価格は変更される場合があるため、注文・取付前に最新の案内をご確認ください。











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