9月26・27日にスペイン・アルテイショで開催されたFIMトライアル・デ・ナシオンで、日本代表はインターナショナルトロフィークラス3位に入り、表彰台を獲得した。MFJが9月28日に公表した大会結果を、代表メンバーと過去の成績を交えて振り返る。
今回の「3位」はインターナショナルトロフィークラスの順位であり、大会全体を一つにまとめた総合順位を意味しない。トライアル・デ・ナシオンには複数のカテゴリーが設けられており、日本がどのクラスで戦ったかを区別して見ることが大切だ。

廣畑伸哉、黒山陣、武田呼人の3人で挑んだ国別対抗戦
トライアル・デ・ナシオンは、FIMが年に一度開催する国別対抗戦。2026年の日本代表ライダーには、廣畑伸哉、黒山陣、武田呼人の3人が選ばれた。
- 廣畑伸哉(ひろはた・しんや)
- 黒山陣(くろやま・じん)
- 武田呼人(たけだ・よひと)
MFJは、今回は平均年齢21歳の若手選手を選んだチームと紹介している。7月31日の派遣発表では、それぞれ21歳、17歳、24歳と記されており、これは同日時点の年齢。大会開催日や記事公開日現在の年齢と読み替えないよう注意したい。
金メダル奪還を目指し、つかんだ3位
日本代表は同クラスで2023年と2024年に金メダル、2025年に銀メダルを獲得していた。MFJの事前発表では、2026年もインターナショナルトロフィーへ出場し、金メダルを取り戻すことを目標に掲げていた。
結果は3位。目標だった頂点には届かなかったものの、表彰台を確保した。大会後のMFJ発表は、チームが大会を通して協力し、他国と接戦を繰り広げたことを評価している。
| 年 | 日本代表の成績 |
|---|---|
| 2023年 | インターナショナルトロフィー 金メダル |
| 2024年 | 同クラス 金メダル |
| 2025年 | 同クラス 銀メダル |
| 2026年 | 同クラス 3位 |
上記はMFJの派遣発表と大会後の結果発表を合わせて整理したもの。今回の公式記事には、各ライダーの減点、セクションごとの推移、2位との点差までは掲載されていない。そのため、誰のどの走りで順位が決まったかといった詳細は、本稿では推測していない。
藤波貴久が監督兼戦略マネージャー

日本チームの監督兼戦略マネージャーは藤波貴久。アシスタントにはジョルディ・クレスピーと黒山陸一、団長には小谷徹が名を連ねた。
国別対抗戦では、ライダー3人だけでなく、サポートを担うメンバーも含めたチームで大会へ臨む。MFJは結果発表の中で、若い選手たちが示したチームワークにも言及している。表彰台という結果とともに、次の国際大会へつながる経験を得た大会として記憶しておきたい。
結果を確認するときは、クラス名も合わせて
2026年大会には、トライアル・デ・ナシオン、ウィメンズ・トライアル・デ・ナシオン、インターナショナルトロフィー、チャレンジ・デ・ナシオンの各クラスが設けられていた。日本代表が今回出場したのはインターナショナルトロフィーだ。
大会結果を調べる際には、「日本が3位」という見出しだけでなく、開催年とクラス名を合わせて確認すると取り違えを避けられる。MFJの結果記事からは大会の詳細リザルトにも進める。本稿は9月に終了した国際大会の結果を振り返るもので、新しい代表選考や次回大会への出場を発表するものではない。
出典:MFJ「国別対抗戦2026トライアル・デ・ナシオンで日本代表チームが3位表彰台を獲得」、MFJ「2026 FIMトライアル・デ・ナシオン 日本代表チームの派遣について」。2026年10月19日確認。











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