プロトツーリング部が、200系ハイエース向け用品を紹介する第384回の動画を10月16日に公開した。取り上げられているのは、DCUATROのグランドエフェクター、NEOPLOTのフットレストバーNEO、ワンストップドアオープナーver2.0の3系統だ。
遠征や日常の移動、荷物の積み下ろしなど、車両の使い方に関わる用品だが、200系という呼び方だけで全仕様に適合するわけではない。動画の公式説明欄からリンクされた製品ページを基に、役割と適合条件、特に注意したい組み合わせを整理する。

3系統の用品は、解決しようとする場面が異なる
- グランドエフェクター:車体下の空気の流れを利用するエアロパーツ。
- フットレストバーNEO:運転席で左足を置く位置を調整する用品。
- ワンストップドアオープナーver2.0:バックドアを途中で止める機能を持つダンパー。
これらは一つのセット商品として紹介されたものではない。目的に合わせて個別に検討する用品であり、商品説明はメーカーによる案内であり、編集部が装着試験で効果を確かめたものではない。
グランドエフェクターは2WD・4WDと前後を区別
DCUATROのグランドエフェクターは、車体下面の空気の流れを整えることで操縦安定性の向上を狙う製品と説明されている。実際の体感は車両や条件によって変わるため、横風の影響をなくす装置などと捉えるべきではない。
動画から案内されているフロント用GE1は、4WD用と2WD用が別品番となる。リア用GE2は2WD・4WD共通だが、重要な装着条件がある。
- GE1・4WD用:品番51514、20,900円(税込)。
- GE1・2WD用:品番51520、21,450円(税込)。
- GE2・リア用:品番51415、14,300円(税込)。
各公式ページには、対象としてハイエース/レジアスエースの該当型式、標準幅・ワイド幅ボディ、1~7型の適合が記載されている。年式や仕様の確認が必要であり、この記載から8型以降を含むすべての200系への適合を保証することはできない。
GE2のリアだけを取り付けない
リア用GE2は、フロント用GE1が装着されていることを前提とした製品だ。プロトは、GE2だけを取り付けると車体のバランスが崩れ、操縦安定性を損なうと明記している。リア単体を安価な入門用として選ばず、前後の構成を確認したい。
また、GE2は体感保証の対象外と記載される。購入条件の詳細は販売店へ確認し、装着後の変化を無条件に保証する商品と受け取らないようにしよう。
フットレストバーNEOは標準幅ボディのAT車用
動画で紹介されているフットレストバーNEOは、品番NP77220。価格は12,100円(税込)で、ハイエースの標準幅ボディ・AT車を対象とする。ワイド幅用は別品番として案内されており、同じ製品を共用できるとは限らない。
左足を丸棒状のバーで受ける構造を採用し、足を置く位置は3か所で調整できる。公式ページの仕様ではバー幅197mm、ベースプレートはスチール、バーはジュラルミンA7075となっている。
取付にはフロアカーペットの一部に小さなボルト穴加工があると記載される。何も加工せず置くだけの用品ではないため、車両との適合だけでなく取付作業の内容も確認したい。
メーカーは運転姿勢や長距離運転時の負担軽減を狙う製品として説明しているが、体格やシート位置は人によって異なる。足元の操作を妨げないことを優先し、調整や取付は取扱説明書と専門店の案内に従おう。
ドアオープナーver2.0は、途中で止まる特性を理解して使う
ワンストップドアオープナーver2.0の品番はNP80121、価格は41,800円(税込)。対象はTRH/GDH/KDH20#のハイエース標準ボディ・標準ルーフ車で、右側の純正ダンパーを交換する構成となる。
バックドアを開く途中、バンパー最後端から約80cmの位置でいったん止められるのが特徴。少量の荷物を出し入れするときは途中の開き具合を使い、大きな荷物を扱うときには全開まで開けられると案内されている。
ver2.0は、開けるときには途中で停止し、全開位置から閉めるときには途中停止せず閉められる仕様。従来品から内部ガス圧を高めたことも説明されているが、純正と同じ操作感のまま使う製品ではない。
勢いよく開かない、中央付近を両手で操作する
プロトは、ドアを勢いよく開けると、停止位置で反動が生じて閉じる場合があり、手などを挟むおそれがあると注意喚起している。開ける際は途中の停止位置で確実に止め、全開にする場合も1~2秒待ってからゆっくり操作する必要がある。
操作はドア中央付近を両手で行うこと、バックドアにラダーやキャリアなどの重量物を付けている場合は正常に動作しないおそれがあることも、購入前に確認しておきたい条件だ。
途中で止まったドアの端部に身体をぶつけないよう配慮が必要で、家族や整備担当者など別の人が開閉する場合には、通常と異なる特性を伝えておくことが求められる。駐車場所の障害物や周囲の人を確認する行動まで、この用品が代わりに行ってくれるわけではない。
購入前は「200系」より詳しい車両情報を用意
今回の3系統では、駆動方式、ボディ幅、ルーフ形状、トランスミッション、型や年式など、確認する条件がそれぞれ違う。車検証の型式に加え、仕様と装着済み用品を整理して販売店へ相談すると、選び間違いを減らしやすい。
特に、GE2の前提となるGE1の装着、フットレストのAT・標準幅条件、ドアオープナーの標準ボディ・標準ルーフ条件は見落としたくない。単に「便利な3点」とまとめず、それぞれの使い方と制約を確認したうえで検討したい。
出典・関連情報
- プロトツーリング部:第384回 ハイエース用品紹介
- NEOPLOT フットレストバーNEO 200#ハイエース 標準ボディ AT車 | NEOPLOT/ネオプロト │ 株式会社プロト
- NEOPLOT RV ワンストップドアオープナー ver2.0 ハイエース(TRH/GDH/KDH20#) 標準ボディ標準ルーフ車 | NEOPLOT/ネオプロト │ 株式会社プロト
- ディーキャトロ グランドエフェクターGE1 200系ハイエース 4WD TRH/KDH/GDH206 | ディーキャトロ グランドエフェクター | 株式会社プロト
- ディーキャトロ グランドエフェクターGE1 200系ハイエース 2WD KDH/TRH/GDH200 | ディーキャトロ グランドエフェクター | 株式会社プロト
- ディーキャトロ グランドエフェクターGE2 200系ハイエース 2/4WD KDH/TRH/GDH200 | ディーキャトロ グランドエフェクター | 株式会社プロト
本記事は2026年10月19日時点で確認できた公式情報に基づいています。予定、仕様、販売条件は変更される場合があるため、最新情報は各公式ページで確認してください。











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