日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が9月18日に公表した「令和8年 熊本地震に伴うモータースポーツ関係災害支援策」では、被災したライセンス所持者の更新会費免除と、災害の影響で中止となった競技会の申請料返金を案内している。10月19日現在、公式ページに記載された申請期限はまだ到来していない。
更新会費の免除は2026年度分が2026年12月末日、2027年度分が2027年12月末日まで。中止競技会の申請料返金は2026年12月末日までとなる。制度は9月に発表されたもので、本日新設された支援ではない。対象になる可能性のある会員や主催者に向けて、公式案内の条件と確認先を整理する。
ライセンス更新会費の免除は、被災した所持者が対象
MFJが示しているのは、同案内で対象とする2026年7月28日の熊本地震により被災したMFJライセンス所持者への対応だ。被災した会員がライセンスを更新する際の会費を無料とするもので、すべての会員を対象にした一律の無料化ではない。
| 項目 | 公式案内の内容 |
|---|---|
| 対象 | 被災したMFJライセンス所持者 |
| 支援内容 | 更新時のライセンス会費を免除 |
| 2026年度ライセンス | 2026年12月末日までに申請 |
| 2027年度ライセンス | 2027年12月末日までに申請 |
| 対象外 | すでに更新済みの場合、種目の変更 |
特に注意したいのは、「すでにライセンス更新済みの場合や種目の変更は対象外」という条件である。支払いを済ませた更新会費が、この案内によってさかのぼって返金される制度とは説明されていない。新規取得や種目追加まで含むとも記載されていないため、該当する手続きの範囲を自己判断で広げないようにしたい。
また、免除対象として明示されているのは「ライセンス会費」だ。レースの参加費、保険料、移動費、車両の修理費なども免除されるとは案内されていない。どの費用が対象になるかは、申請前にMFJの窓口で確認する必要がある。
主催者向けには、中止した競技会の申請料返金
もう一つはMFJ公認主催者に向けた支援で、災害の影響により、2026年に開催を予定していた競技会が中止となった場合に、納付済みの競技会申請料を返金するものだ。対象として、MFJ公認競技会、承認競技会、承認イベントが挙げられている。
こちらの申請期限は2026年12月末日。ライセンス会員向けの2027年度更新支援とは期限が異なるため、二つの制度を混同しないよう注意したい。返金の対象は主催者が納付した競技会申請料であり、参加者が支払ったエントリー費用の扱いを一律に決める案内ではない。
申請方法や必要書類は、MFJ本部事務局へ確認を
公式ページでは、両方の支援について、具体的な申請方法をMFJ本部事務局へ問い合わせるよう案内している。本文には、必要な証明書の種類、被災の程度による詳しい要件、専用申請フォーム、審査にかかる日数までは掲載されていない。
そのため、一般的なライセンス更新手続きを行えば自動的に免除が適用されるとは判断できない。対象となる年度や、更新前か更新済みかを確認したうえで、案内された窓口に手順を尋ねるのが確実だ。競技会主催者の場合も、対象大会が災害の影響による中止に該当するか、申請料の納付状況と合わせて確認したい。
- 問い合わせ先:一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会 ライセンス係
- メール:license-info@mfj.or.jp
- 電話:03-5565-0900
- 電話受付:平日10時~16時
年末の窓口営業日や郵送書類の必着・消印の扱いは、公式ページの本文では確認できない。「12月末日まで」という記載だけで最終日の対応を決めつけず、必要書類と提出方法を早めに確認しておきたい。
出典:MFJ「令和8年 熊本地震に伴うモータースポーツ関係災害支援策について」。2026年10月19日確認。個別の適用可否と申請手続きはMFJの案内に従ってください。









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