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シリアルナンバーRCM-644 GSX1100Sカタナ(その3)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

今も尚 問い合わせや見積もり依頼が絶えないサンクチュアリーのRCM。

完成し、納車してはまた新たなオーダー依頼が入るの繰り返しで、未だに
数十台の製作進行車があります。

最近の傾向として、とにかく最初からアップデートされた仕様を好まれる
ユーザーさんが多く、ベーシック路線のメニュー車が減ったのは確か・・・

皆さん

ほんとパッション、 はんぱ無いですよね~・・・ (;^_^A

それではこちら、オーナー不在のRCMデモ車!

シリアルナンバーRCM-644 GSX1100Sカタナ(その3)です!

ノーマルのシルバーからイメチェン兼ねてブラックでパウダーコーティング
されたRCM-644 カタナのフレーム。

何気に ごく普通の塗装したフレームと言う印象ですが、各部に加工が施され
この先 それに合わせた寸法のスペシャルパーツ達が取り付けされて行きます。

自分にはその姿形が頭の中に浮かんでおり、勝手に妄想して興奮ぎみ (^ ^;)

フライス盤の出動機会が以前より俄然増えたのは、今までボール盤を応用して
何とか加工して来た縦長穴開けを、盤上のエンドミルできれいに切削するのが
標準化して来たからだと感じます。

現在のサンクチュアリーにおける加工は サンクチュアリー福岡店もそうですが
旋盤と同様にフライス盤も欠かす事が出来ず、それは今のメカニック達にとって
もはや日常茶飯事な感覚。

自分一人でサンクチュアリーを創業し、アッと言う間に29年が経過しましたが
過去現在メカニック達の機械操作、応用、経験値など、過去を振り返ってみれば
年々水準が上がっていた事に改めて気づかされました。

さぁ、暫定でタンクを取り付けし、ステアリング切れ角にオイルクーラーの
ステーも関係しますから、こちらもサンクチュアリーメカニックブランド製
フルフローティングラバーマウント式の対策ステーを取り付けました。

この後、ステムをヘッドパイプに組み付けし、ステアリングロックホールに
ハンドルを切ってキーシリンダーを挿入させてみたんですが・・・

う~ん    すばらしい♪

加工穴の形状精度が僅かに良くなるだけで、こんなにも気持ちいい位 ビシッと
フィットするもんなんですねぇ・・・

スイングアームがまだ転がし用の借り物ですが、前後の足回りパーツが概ね
取り付けされました。

このRCM-644カタナでは、フロントフォークに倒立を使うと決めており
ノーブレストで取り扱う ”OHLINS 倒立ExMパッケージ カタナ用” の
ブラックカラー仕様をチョイスしました。

後々 姿形が見えて来たら、このOHLINS倒立ExMパッケージがどんな
印象として見えるか、ぜひ楽しみにして頂ければと思います (^_-)-☆

一方で中村はと言うと、フロントウインカーをどうするか色々と構想しており

ウインカー自体は小型の社外製角型で行きたいんですが、どう取り付けるか?

視認性、整備性、張り出し具合、加工の容易性、コスパなど、色々な条件を
満たした上で かつ、カッコいいものにしたい・・・

ず~~っと睨めっこしてたら、ピーン!と良いアイディアが浮かびました!

ふむふむ・・・     このマシンのルックスコンセプトにマッチするな (^ ^♪

こちらも先々 楽しみにしていて下さいね。

エンジンがガンコート塗装から仕上がって来たので、シリンダーブロックと
シリンダーヘッドを内燃機加工部門DiNxに移動。

先行にて、クランクシャフトの曲がり検査&修正は済ませてありましたから
腰下から組み始める事が出来ます。

今作業しているエンジンで、DiNxでフルリビルドや芯だしが出来上がった
組み立てクランクや、ダイナミックバランス済みの一体式クランクシャフトが
所狭しと並んでますが、え~とカタナは・・・「あった!これだこれ!」

しっかし、この数は何なんすかね~?

これでもまだDiNxに行ってるクランクが、ここにあるよりも多くあって
一体どんだけエンジンやってんだって感じですわ・・・ ( ̄▽ ̄;)

カタナも組み立てクランクなんですが、ノーマルの新品時からクランクピンが
溶接されている為、分解リビルドではなく ”曲がりまたは振れ” の類を修正して
再使用するメニューになります。

このRCM-644の為に 数年前に取り寄せストックしておいた純正部品群。

大半がエンジン部品で、今ではメーカー欠品になって入手できないパーツも
混ざってます。

実はこの部品ストックがあったからこそ、今回デモ車としてRCM-644を
製作する気になったんですが これがなかったら部品調達に悩み続けた日々に
なった事でしょうから、重要な存在だったと言えるんです。

デモンストレーション車両、RCM-644 GSX1100S カタナ

どんどん構想ばかり膨らんでまして、完成目標としている2025年2月に
間に合うんかいな? って感じ・・・

諦めずに頑張りますよ~ (;^_^A

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この記事を書いた人

RCM(リアル・コンプリート・マシン)製作、Z1、Z2、Ninja(ニンジャ)、Katana(カタナ)等のカスタム専門ショップ。

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