なぜバイクのトップケースはダサいと思われるのか
バイクのトップケースがダサいと言われることがありますが、収納スペースの少ないバイクにとって、トップケースの収納力は大きく、ツーリングや日常でも大いに役立ちます。
トップケースを装着すれば利便性の高さが分かりますが、ダサいと言われないようにするためには、以下の点を意識すると良いです。
- バイクのデザイン性を損なわないようにする
- 実用性とデザインのバランスを考える
- 迷ったらシンプルなデザインのトップケースを選ぶ
バイクのデザイン性を損なうとダサく思われがち
バイクのデザインとトップケースのデザインがマッチしないと、トップケースが目立つようになり、ダサく見えやすくなります。
例えば、流線型をしたスポーツタイプのバイクに、長方形の無骨なデザインのトップケースを装着すると、トップケースだけ浮いたように見えるでしょう。
バイクのデザインとのバランスを見ながらトップケースを選ぶと、トップケースだけ浮いたような状態になりにくいので、バイクのデザイン性を損なわない形状や色のトップケースを選ぶのがおすすめです。
実用性とデザインのバランスが悪いとダサく思われがち
バイクとマッチするデザインを選ぶとダサく見えづらいですが、トップケースは人に見せるためのドレスアップアイテムではなく、荷物を収納するアイテムなので、実用性も重視しましょう。
実用性を優先するのか、それともデザイン性を優先するのかは人それぞれですので、自分が重視したい条件を満たしたトップケースを選ぶのが最良です。
バイクですら好みが別れ、あるバイクをかっこいいと言う人もいれば、ダサいという人もいるので、あまり人の反応に左右されすぎず自分の優先する条件で選びましょう。
迷ったらシンプルなデザインのトップケースを選ぶとベター
バイクのトップケースはデザインや色、収納容量などに応じて様々なタイプのものがあり、いざ選ぶとなると迷うこともあるでしょう。
トップケース選びに迷ったら、できるだけシンプルなデザインのものを選べば、多くのバイクに合いやすく、流行り廃りの影響も受けません。
品質と耐久性で定評のある、以下のようなトップケースは多くのバイクにマッチしやすいデザインです。
■GIVI E43NTLD-ADV
引用元:https://bikeman.jp/products/d-95342
GIVI「E43NTLD-ADV」は、純正キャリアや市販品のキャリアに取り付け可能な、モノロック式のトップケースです。
シンプルなデザインながら実用性が高く、トップケース上部に備わるネットは、ちょっとした小物を挟んでおけます。
- サイズ(奥行×幅×高さ):455×545×318(mm)
- 容量:43L
- 参考販売価格(税込):24,580円
詳しい選び方やおすすめ商品は以下で解説します。
ダサさを回避!トップケース選びのポイント
トップケースがダサいと言われないようにするためのポイントについて、解説していきます。
以下のポイントを抑えてトップケースを選ぶと、ダサいと言われづらくなりますが、人の好みはそれぞれですので、あまり周りの意見に耳を貸しすぎないことも大切です。
ポイント1.できるだけコンパクトなものを選ぶと実用性とデザインのバランスが取りやすい
トップケースができるだけサイズが小さくまとまった、コンパクトなものを選ぶと、バイクとの見た目のバランスが取りやすく、ダサく見えにくくなります。
角張った四角形のデザインのトップケースを選ぶより、角が丸くなったタイプのものを選ぶと、トップケースが浮いて見えづらいです。
バイクのデザインとトップケースのデザインを合わせながら、できるだけコンパクトなサイズのものを選ぶと良いでしょう。
ポイント2.バイクに馴染むカラーやデザインを選ぶ
バイクのカラーとトップケースのカラーが一致していると、両方に統一感が生まれてトップケースが浮いて見えなくなります。
取ってつけたようにトップケースが浮いて見えるとダサく思われやすいので、できるだけトップケースが浮いて見えないよう、バイクのカラーやデザインと合わせるようにしましょう。
また、白色は膨張色と呼ばれ、実際のサイズよりも大きく見えるので、バイクのカラーと異なっていても、白色とは逆の黒色系を選べばトップケースのサイズも小さく見えます。
ポイント3.見た目が気になる人は取り外しが簡単なモデルを選ぶ
トップケース装着時の見た目が気になる人は、簡単に取りはずしができるモデルを選ぶのもおすすめです。
使用するときのみトップケースを装着し、使用しないときはトップケースを外しておけば、見た目が気になる場面も最低限になります。
ダサく見えないおすすめのトップケース7選
装着していても、ダサく見えづらいバイクのトップケースを7モデル紹介していきます。
トップケースの見た目が気になるけど、収納力に魅力を感じる方は、ぜひトップケースを選ぶ際の参考にしてみてください。
1.GIVI B270N モノロックケース
引用元:https://bikeman.jp/products/d-99912
GIVI「B270N モノロックケース」は、角の取れた丸みのあるデザインが特徴で、純正品や市販されているキャリアに装着可能な、モノロックケース式のトップケースです。
125ccクラスのバイクに最適なサイズで、表面は未塗装のザラザラした手触りになっています。
付属の標準汎用ベースをバイクのキャリアに取り付け、ベースにトップケースを装着しますが、GIVI車種別の専用フィッティングも販売されており、フィッティングに装着することも可能です。
- サイズ(奥行×幅×高さ):398×395×299(mm)
- 容量:27L
- 参考販売価格(税込):11,803円
2.URBAN ABS トップケース 汎用
引用元:https://bikeman.jp/products/ac-4538792373973
スポーティなデザインで、目立ちにくいトップケースを探している方におすすめなのが、URBAN「ABS トップケース汎用」です。
カラーは黒系の落ち着いた雰囲気があり、軽量で耐衝撃性に優れたABS製、UV耐性もあるトップケースになっています。
スポーツバイクやツアラーなど、バイクのスタイルを大切にしたい方におすすめです。
- サイズ(奥行×幅×高さ):405×360×215~460(mm)
- 容量:16~29L
- 参考販売価格(税込):30,250円
3.GIVI モノロック B32NB
引用元:https://bikeman.jp/products/d-16965
品質の高い手頃なサイズのトップケースを探している方におすすめなのが、GIVI「モノロック B32NB」です。
収納容量は32Lと手頃な容量で、高い防水性も備えているため、雨天時の走行や突然の雨でも安心して走行できます。
装着方法は、付属のベースをバイクのキャリアに固定して装着できるほか、別売りの車種別フィッティングとモノロック用ベースをバイクのキャリアに固定し装着できる2種類です。
- サイズ(奥行×幅×高さ):433×405×303(mm)
- 容量:32L
- 参考販売価格(税込):17,050円
4.OFFBAIKU バイク用トップケース
引用元:www.amazon.co.jp/dp/B0CFZSVKR8
少しでも多くの収納スペースが欲しい方におすすめなのが、OFFBAIKU「バイク用トップケース」です。
トップケースが四角形状なので、角が丸くなったタイプに比べより多くの荷物の収納が可能で、使い勝手の良い45Lの容量があります。
内部に取り外しが可能なクッション性の優れた素材が使われているため、荷物を衝撃から守ってくれるほか、表面はアルミ素材でできており高級感も高いです。
- サイズ(奥行×幅×高さ)350×430×335:(mm)
- 容量:45L
- 参考販売価格(税込):16,133円
5.AG-APS トップケース
引用元:www.amazon.co.jp/dp/B00TUZ99BW
LEDのストップランプが付いたトップケースが欲しい方におすすめなのが、AG-APS「トップケース」です。
LEDストップランプ(要配線)が周囲の交通への視認性を高めてくれるほか、背もたれパットも付いています。
ほとんどのバイクのキャリアに取り付けが可能な台座(スチール製)が付属されており、容量は47Lとジェットヘルなら2個入るサイズで、カラーバリエーションも5色と豊富です。
- サイズ(奥行×幅×高さ)560×430×310:(mm)
- 容量:47L
- 参考販売価格(税込):9,980
6.KIJIMA Reembark K22 50L
引用元:https://bikeman.jp/products/kj-908-009-sl
スタイリッシュなトップケースを探している方におすすめなのが、KIJIMA「Reembark K22 50L」です。
丸みを帯びた特徴的なデザインで、スクーターからネイキッドまで、バイクを選ばず多くの車種にスマートに積載できます。
容量はフルフェイスヘルメットが2個入る50Lと多いですが、重量のある荷物を詰め込みすぎるとバイクの操作性にも影響が出るので、最大積載重量を守って使用しましょう。(最大積載重量:3Kg)
- サイズ(高さ):315mm
- 容量:50L
- 参考販売価格(税込):14,666円
7.CODEM バイクトップケース
引用元:www.amazon.co.jp/dp/B0D7CG82F1
HONDA「CT125 ハンターカブ」や、「クロスカブ110」に合うトップケースを探している方におすすめなのが、CODEM「バイクトップケース」です。
CODEM「バイクトップケース」は、CT125ハンターカブとクロスカブの純正色と同じ色で塗装されており、画像のターメリックイエローをはじめ、マットアーマードグリーンメタリックなど全5色が用意されています。
本体はABS製の軽量なボディで45Lの収納力があり、クッション性の高い内装になっているため、衝撃吸収性も高いです。
- サイズ(奥行×幅×高さ)325×345×425:(mm)
- 容量:45L
- 参考販売価格(税込):25,800円
トップケースのメリット
引用元:https://pixabay.com/ja/photos/A5-2792125/
ダサいと思われてもとにかくトップケースを装着したくなる、トップケースのメリットは次の通りです。
- バイクの積載量が増える
- 雨の日でも荷物が濡れにくい
- 防犯性が高まる
順番に解説していきますので、トップケースを装着したらどのような感じになるのかを知りたい方は、参考にしてみてください。
メリット1.バイクの積載量が増える
トップケースの大きな魅力は、バイクの積載量が増える点で、もともと収納スペースの限られるバイクに、収納スペースが追加されます。
トップケースも20L程度の小型なものから、60Lを超える大型なものまで、バイクのサイズや運ぶ荷物の量に応じてトップケースの選択が可能です。
日常でバイクを足代わりに使用している方は、食品や日用品の買い物に便利ですし、ツーリングなど長距離移動を行う方は、ツーリング用品や旅先でのお土産も入れられます。
メリット2.雨の日でも荷物が濡れにくい
トップケースは樹脂でできているため、雨の日でも中の荷物が濡れにくくなるのもメリットの一つです。
完全防水のトップケースは種類が少ないですが、合成繊維のバッグなどに荷物を収納して運ぶ場合に比べ、より荷物を雨から保護してくれます。
また、表面が樹脂製のおかげで雨水がトップケースの表面でとどまるため、乾燥させるのも簡単です。
メリット3.防犯性が高まる
トップケースにはカギで施錠できるものも多く、休憩などでバイクから離れる際に、荷物を盗難から守ってくれます。
カギを掛けておくのを忘れ、中の荷物が盗難に遭うケースもたまにあるので、バイクから離れる際は、必ずトップケースにカギを掛けておきましょう。
ごくまれなケースですが、トップケースごと盗難に遭うこともあるため、短時間でもバイクから離れる場合は、貴重品はトップケースの中に残しておかないようにするのがおすすめです。
【アンケート調査】実際トップケースってダサいと思う?
バイク乗り25人にアンケート調査を実施しました。
アンケート回答者について
・性別について教えてください
(有効回答数:25名)
男性:18名
女性:7名
・年代について教えてください
(有効回答数:25名)
20代:1名
30代:9名
40代:6名
50代:8名
60代以上:1名
ダサい・ダサくない派ほぼ半数の結果に
・バイクの「トップケース」ってダサい?ダサくない?
(有効回答数:25名)
ダサい:12名(48%)
ダサくない:13名(52%)
「トップケース」と「リアボックス」の違いについて
・「トップケース」と「リアボックス」の違いは何だと思いますか?(複数回答)
デザインの違い:10票
名称の違い:8票
用途の違い:7票
サイズの違い:5票
取り付け位置の違い:3票
デザインの違い:
トップケースは丸みを帯びたデザインや流線形が多い、リアボックスは実用性重視のシンプルな箱型が多い
名称の違い:
トップケースはバイク後部の「トップ」に取り付けられるケースを指すことが多い、リアボックスはより広い意味でバイクのリア(後部)に取り付けるボックス全般を指すことが多い
用途の違い:
トップケースは日常使いに使いやすい、リアボックスはキャンプや長距離ツーリングに使いやすい
サイズの違い:
トップケースは比較的コンパクトで1人分のヘルメットや小物が収納できる、リアボックスはキャンプ用品や2人分のヘルメットを収納できる
取り付け位置の違い:
トップケースは厳密にバイク後部の上部に取り付け、リアボックスは後部の上部以外にも下部やサイド部分にも取り付けられることもある
バイクのトップケースが「ダサい」と思われている理由はなぜだと思いますか?
ちょっと業者かな?と思われてしまうからだと思う(30代女性)
ダサいと思われる理由は走行時のバランスが崩れやすくなるという点が理由にあり、後ろに積み荷を積むことでバランスを崩しやすくなるように技としているというイメージがあるからだと思います。ですが、実際には後ろに積み荷があっても固定されているのでバランスを大きく崩すことはないです。(40代男性)
良く見る丸みのあるデザインは、おじさんやおばさんが乗っている原付に多くついているためだろうなと思っています。一番良く見かけるタイプなので、トップケースはああいうものという固定概念ができてしまっている。(50代女性)
先入観で、ダサいと思われてると感じます。(40代男性)
バイクのデザインが統一されていてカッコイイのに自転車のカゴのような大きな物体がつくことでデザイン性が失われるため。(30代男性)
雨や風にあたるので、マメにメンテナンスしないと汚く見えるから(40代男性)
原付についているイメージ。デザインがダサい(バイクとのバランス)(20代女性)
バイクのトップケースが「ダサいくない」と思われている理由はなぜだと思いますか?
どうしてもそのままでは荷物の積載量が少ないバイクにとって、人によっては必須の装備と思えるから(50代男性)
最近はデザイン性の高いものも多くなってきましたし、モノによってはバイクとうまくマッチさせている方もいらっしゃるかと思います。(40代男性)
取り外し可能でバッグとしても使えるのため。(50代男性)
私自身としては、安全に積載量をアップさせるという方向性でダサくないと思っていて、ダサいとかダサくない以前に使い勝手が良いという商品の機能性のほうが勝っていてダサいかダサくないかはどうでもいいという感じです。(40代男性)
大きなバイクについているとツーリング勢かな?と思われるので、逆にかっこいいかと思います。(50代女性)
バイクの事をよく知っていて有効活用しているから(30代女性)
これは使用用途とかとおもいます。特に、SSタイプのバイクであれば、少し違和感がありますが、そうでないときは、さまざまな用途収納ができるので、利便性があります。(50代男性)
バイクを「ダサくならない」ようにするトップケース選びのコツやポイントを教えてください
黒のバイクには黒のトップケースなど、色を合わせる(30代男性)
バイクのカラーと、統一して選ぶと良い。できるだけコンパクトなものが良い。(40代男性)
大きすぎるともれなくダサいので、コンパクトに。(30代男性)
メーカー選びは重要かと思います。値段に比例してデザイン性も向上するかと思います。(40代男性)
小さなバイクには、あまりごつい大きさのものを載せない。大きなバイクなら良い。バランスをとるといいと思います(50代女性)
車体色と同色にして、浮かないような色をチョイスしたい。それと、ケースが割らないようにスライダーを設置することが多いが、それも耐久性があるものであれば、スライダーは小さいものにしたい。運転が下手に見える。(30代男性)
バイクにあった雰囲気やデザイン、カラーのものを選ぶ。スポーツタイプやアドベンチャーなどはトップケースもありだと思う。(20代女性)
ダサくないおすすめのトップケースのブランド(メーカー)を教えてください
GIVI:6票
SHAD:5票
KAPPA:3票
ONE STEP:3票
HI-LINE:2票
Kijima:2票
HenlyBegins:1票
TANAX:1票
JISYIWOW:1票
CODEM:1票
DAYTONA:1票
WAITREE:1票
SHADは自分が買った中でも、色合いはよかった。(30代男性)
ここはやはり圧倒的トップ・ブランドのGIVIを推したいと思います(50代男性)
GIVIは私も愛用しており気に入っています。ホンダPCXに付けておりますが、おすすめです。(40代男性)
あまり検討したことないが、GIVIはおすすめです。(40代女性)
トップだけでなく両サイドも付いていればかっこよく見える。(グランドツーリング系のように)(50代男性)
まとめ
引用元:https://pixabay.com/ja/photos/97-7167227/
バイクのトップケースがダサいと言われる理由について、なぜダサいと言われるのかを解説してきました。
バイクのデザインとマッチしないトップケースを装着すると、トップケースが目立ってダサく見えることがありますが、ほかにもいくつかダサいと言われる理由があります。
また、ダサいと思われにくいトップケースの選び方も紹介していますので、トップケースの装着を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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