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アドベンチャーツーリングのコース決め、楽しみ方は?オンオフ混合ツーリングを楽しむアドベンチャーバイクライフ

アドベンチャーツーリングは街中や高速道路を含めたオンロードと、林道や砂利道などのオフロードを織り交ぜたツーリングの楽しみ方です。
前回はアドベンチャーツーリングに必要な基礎知識と装備を紹介しました。

今回はアドベンチャーツーリングのコース決めのコツと、アドベンチャーの魅力をお伝えしていきます!

目次

コースを決める方法は?

ツーリングルートの決め方はライダーそれぞれあると思いますが、オンロードもオフロードも入っているアドベンチャーツーリングのコース決めは普通のツーリングとは一味違います。
オンロードには走って気持ちのいい道や、ツーリングスポットの情報が各地山のようにありますが、オフロードにはそういった場所は無く、公開されていないことも多々あります。

とにかくオフロードの情報は少ないので、最初にオフロードの目的地を決め、そこに合わせてオンロードのコースを付け加えていくのがおすすめです。

僕の場合は時間を気にせず「本当に行ってみたい!」と思えるスポットを探すタイプなので、敢えて林道情報などは検索せず、Googleマップの表示を航空写真に切り替えて山の中にあるスポットを探していきます。

よくあるのが山の中腹部あたりにある城の跡や、湧き水スポット。
こういうスポットへの道が結構アツかったりします。

キャンプ場なども山の中にありますが、多くの人に来てもらうための施設は、国道からその施設までの道が整備されていることが多いため、わざわざアドベンチャーバイクで行っても「これ車でも行けたな…」となることが多いので、適度にマイナーなスポットを探してみてください。

スポットまでの道が途中から林道になっていたり、砂利道が長く続いていたらアドベンチャーツーリングスポットです。
航空写真やストリートビューで道の入口から道中を確認し、どのくらいの長さなのか、どんな道なのかをある程度把握しておきましょう

※写真のスポットはあくまで例であり、アドベンチャースポットではありません。

立入禁止場所は走らない

いざこういったスポットを見つけて行くと、道中にこんな看板があることがあります。
この場合はこの先は走れず、引き返すか、別のスポットを探す必要があります。

一昔前までは看板なんてシカトで!という方もいましたが、それを繰り返した結果、今のように走れない場所が増えてしまったんです。
行ってみないとわからない部分が大きいので、事前に調べて確実にわかるものではありませんが、一部ではネットに情報が公開されているスポットもあります。
実際に行ってみてこんな看板が無く自由に走れる場所なら、その先のアドベンチャーを楽しむことができます。

そういった合法的に走れるスポットを探すというのもアドベンチャーツーリングの奥深い部分です。

エンデューロはエンデューロ車で行くべき

こういったスポットを探していると、途中でハードな林道を見つけることも。
ハードな林道では車では絶対に通行できない道幅で、丸太や大きな石をバイクで乗り越えて進むようなシーンもあります。

125ccや250ccクラスの車体が軽いエンデューロ車ならチャレンジしやすいんですが、750ccや1100ccなど車重が重い大型車で同じことをするのはかなり厳しいものがあります。

エンデューロに慣れている上級者でも、いつもと同じことをアドベンチャー車でやってくださいと言われてできるのは一握りなので、腕に自信があっても一般人ライダーには危険です。

エンデューロの道を走破できるか、できないかで言えば走破できる可能性は高いですが、問題は走り終わった後自走で帰るということ。
エンデューロではトランポでバイクを積んできて林道だけ走って車に積んで帰る、というのができますが、アドベンチャーは出発から終わりまで自走です。

エンデューロほどハードなオフロードではなく、ライトな林道や長く続く砂利道くらいがアドベンチャーバイクで走って楽しいと思うのは僕だけじゃないはずです。

必ず2人以上で走ろう

アドベンチャーツーリングに行く際は一人ではなく、極力二人以上で行くようにしましょう。
というのも、オンロードなら心配ありませんが、山の中にあるスポットなどは人里離れた場所でスマホの電波も通じないことが多いため、万が一道中で転倒して動けなくなったり、バイクが故障して自走できない、となった場合1人ではどうすることもできません。

アドベンチャーだけでなく林道ツーリングも同様ですが、万が一のことまで想定して仲間と一緒に走るようにしましょう。
コース決めも現地に詳しい方がいれば、ネットよりも地元民の情報のほうが強いので、そういった意味でも同じ楽しみ方ができる仲間がいたほうが楽しみも増すはずです。

アドベンチャーはオフロードを程よく楽しめる

アドベンチャーツーリングに必要な装備は前回の記事にて解説しました。
装備が揃っていてコースが決まったらいざ出発!

目当てのアドベンチャースポットまでの道中は、大型バイクで街中を走るのはフラストレーションが溜まることもあるので、早めに高速を使って目的地付近の街まで移動してしまうのがおすすめです。

スポットまでの道中でランチしたり観光したり、気になる道を走ってみたり、ここでの過ごし方は一般的なツーリングと変わりません。
ですがオフロードを走る前にお土産などで荷物が増えすぎないようにしておきましょう。

オンロードでのスポットを巡れるというのもオンオフ混合のアドベンチャーツーリングの魅力なので、オフだけでなくオンのスポットも想定した置いたほうがツーリングの満足度が上がります。
オンスポットを巡ったらいざオフスポットへ!
手前にコンビニや道の駅などがあればトイレと水分補給をしておきましょう。

オフロードスポットは様々ありますが、今回は砂利道が長く続いている林道を想定します。
こういった場所では明確なルールが決められておらず、道に中央線なども無い事が多く、走る人たちの暗黙の了解で成り立っている部分があります。

スピードを出して林道を攻めるのではなく、いつ自分と同じような対向車が来ても停まって避けられるように、景色とオフロードの感触を楽しみながら走りましょう

目当てのスポットに着いたらひと休憩。
湧き水を使ってコーヒーを淹れたり、事前に買っておいたお弁当を食べるなど過ごし方は人それぞれ。

しかし同じアドベンチャーライダーや登山客しか来れないスポットなので、その特別感を活かした楽しみ方がおすすめです。
僕は景色の良いところでハンモックを張って寝る、というのに最近ハマってます。

後は暗くなる前に下山して帰路につくこと。
大体のライダーは言われなくても朝出て夕方くらいには帰ってこれるアドベンチャーコースを組むと思いますが、僕は最初山の上で夕日を眺めようとしてました。
結局眺めることはできましたが、帰りは真っ暗闇でガッタガタの林道を恐る恐る下ることになります。

その時は250のオフ車だったのでなんとかなりましたが、大型アドベンチャー車だったら、と思うと、今でも冷や汗が出てきます…。

奥深いツーリングがアドベンチャー

日帰りのアドベンチャーツーリングはこんな感じ。
泊まりの場合はもっと距離を伸ばして途中に宿を挟んで、というのも楽しいと思います。

一見ライトな林道ツーリングとあんま変わんないじゃん!と思いますが、日本でのアドベンチャーツーリングはそれでも良いと思ってます。
実際海外の写真で見るようなアドベンチャー車を全開で走らせられる砂漠なんて日本にはないし、何キロも続く林道も無いに等しいレベルです。

オフロードを走れるけど、ツーリングも思う存分楽しめるクルーザー、というのがアドベンチャーバイクなので、オンロードのツーリング要素も混ぜつつ、メインの目的地はオフロードを設定することで、どっちも程よく楽しめる、というのが日本でのアドベンチャーツーリングだと思います。

250ccや400ccクラスのオフ車でもアドベンチャーバイクほど高速巡航性は良くないため、行き帰りの移動が楽というのも大型アドベンチャー車の特徴です。

大型アドベンチャーモデルでライトにオフロードを楽しむこともできるため、アドベンチャーツーリングに興味がある方は自身のアドベンチャーバイクでチャレンジしてみてください!

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この記事を書いた人

ガエルネ、ノックス、エンデュリスタン、PMJ、エイジオブグローリーなど、世界の選りすぐりのバイクブランドを取り扱う正規輸入元

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