4月13日に開幕する全日本モトクロス選手権に、モトクロスチーム「Auto Brothers」から2人の海外ライダーが参戦することが発表されました。IA1クラスにはイタリア人ライダーGiuseppe Tropepe(ジュゼッペ・トロペペ)が出場。IA2クラスには、2023年に全日本モトクロス選手権にスポット参戦したブライアン・シューが出場するとのことです。
ジュゼッペ・トロペペはイタリア出身の27歳。イタリアモトクロス選手権や、FIMモトクロス世界選手権(MXGP)に出場経験があります。2018年にはEMX250クラスに出場し3位表彰台を獲得。2024年に参戦したMXGPクラスでは最高17位という結果を収めています。
また、2025年2月には、2024年IA1クラスランキング4位の⼤倉由揮も出場したMXGPの前哨戦とも言われるインターナショナルイタリア選手権に参戦し、第1戦は7位/9位で総合7位、第2戦は16位/24位で総合20位という結果を残しています。一方、大倉は第1戦が23位/14位で総合20位、第2戦は21位/17位で総合21位。このトロぺぺの成績を見ると今シーズンは激化しているIA1クラスのチャンピオン争い争いに加わることになるかもしれませんね。
一方、ブライアン・シューはドイツ出身の26歳。2014年のヨーロッパ選手権EMX125クラスでチャンピオンを獲得した経歴を持つライダーです。2023年には全日本モトクロス選手権第8戦にスポット参戦し、総合優勝を獲得。毎年トップ争いが拮抗するIA2クラスで、どんな戦いを繰り広げるのか注目です。


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