カブで旅するフォトライター、「こばん」こと小林美希です。
冬は寒いのでなかなか「走ろう!」とはならないけれど、冬だからこそ撮れる写真がある!
夜景もそのひとつではないでしょうか。
気温が低いからこそ、蒸気が鮮明に際立ち、情緒ある写真が撮れますよね。
写真撮影が好きなライダーさん(カメライダー)におすすめのツーリングスポットが、岡山県倉敷市の水島コンビナート付近です。
水島コンビナートは、総面積約2,500haの空間に200を超える事業所が立地する工業地帯。
瀬戸内海を臨む美しい夜景は「日本夜景遺産」と「夜景100選」にも選ばれています。
今回は、水島コンビナートを満喫できる、夜に走ってほしいツーリングルートと、夜景とバイクを一緒に撮れるスポットを2つ紹介します。
鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)と水島展望台(岡山県倉敷市)
鷲羽山(わしゅうざん)公園線(旧鷲羽山スカイライン)は、水島コンビナートを臨む鷲羽山を走るくねくね道。
見晴らしがよく、夜走ると煌めく夜景の上を飛んでいるような感覚になります。
カーブが多いので安全第一でゆったり走ってくださいね。

途中にある水島展望台からは、夜景を大パノラマで鑑賞できます。
観光客のほか、三脚持参で本格的に写真撮影をしている人も多いですよ。

鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)は上から夜景を見れますが、私はもっと下から間近に夜景を眺めながら走れる国道430号も好きです。
◆水島展望台の場所はこちら↓
サノヤス造船所近くの波止場(岡山県倉敷市)
鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)と国道430号は、走るのにはおすすめですが、展望がよい駐車スペースはないので、バイクと夜景を一緒に撮影はできないと思います。
そこで私がツーリング途中によく立ち寄るのが、サノヤス造船所近くの波止場。

造船所の反対側(西方向)は、海と工場夜景とバイクを一緒に撮影できます。

波止場には、釣りをしている人もいます。
望遠レンズを使って、奥に夜景が映るようバイクを置いて撮影しました。

◆サノヤス造船所近くの波止場の場所はこちら↓
遙照山展望台(岡山県浅口市)
遙照山(ようしょうざん)展望台は、水島コンビナートを遠くに臨む、小高い山の上にある公園です。

映画『8年越しの花嫁』のロケ地にもなったロマンチックな夜景スポット。昔から地元の方々の間では定番のデートスポットだったそうです。

駐車場からも夜景が展望できるので、夜景とバイクが撮影しやすいですよ。

望遠レンズを使用して撮影しています。

完全に暗くなってから撮影するよりも、日が完全に沈みきる前の時間帯の方が、バイクもきれいに写ります。

朝日が昇る頃や日中もすがすがしい風景が楽しめるスポットです。

◆遙照山展望台の場所はこちら↓
おわりに
冬は、寒さや雪の影響でなかなかツーリングが難しいという方も多いかもしれませんが、夜景がきれいに撮影できる絶好のチャンスでもあります。
ぜひ撮影が好きな方はカメラを持参して走ってみてください。
凍結などにはお気をつけくださいね!


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