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電動原付バイク「GE-N3」で瀬戸を体験する

モデル/大倉芹菜

焼き物の街として有名な愛知県瀬戸市。せとものを作る窯元が健在し、昨今は若い人の移住も増えてきています。瀬戸市はダートフリーク本社がある地域ということで、ライドハック編集部はこれまでせとものや瀬戸に根付くお店を取材し、この街の魅力を伝えてきました。そして今回は、ダートフリークが新たに開発した電動原付バイク「GE-N3(ゲンさん)」で瀬戸の街を体験するプランを企画。2箇所の体験スポットとせとものにまつわる名所を、GE-N3とともに巡ります。

今回旅の相棒となるGE-N3は、ダートフリークが初めて開発した公道用電動バイク。発売は2025年3月の予定ですが、今回は試乗も兼ねてひと足先に街乗りを体験しました。

タイヤサイズはフロント17インチ、リア14インチを採用していて、通常のスクーターよりは大きいサイズ感ですが、車体はスリムで、シート高は790mmと足つき性が良好。その重さは58kgと一般的な同サイズのエンジンバイクに比べると約1/3程度軽量です。ツールライクなデザインも魅力で、2024年10月にグッドデザイン賞を受賞しました。 満充電からの走行距離は60km(※1)。「いつもの道も。道なき道も。」をコンセプトとし、普段の買い物や通勤などの街乗りにはもちろん、ホビーライダーとしてレースを楽しむダートフリーク社長が、ハードエンデューロのレースを完走できるオフロード走行性能も持ち合わせています。

※1 公道での実走行の値。ライダーの体重、タイヤ空気圧、路面コンディション、坂の有無などで変化します。テストコースでの30km/h定速走行テストでの走行距離は100km。

https://www.yotsubakids.jp/ge-n3

目次

瀬戸を巡る拠点となる、ますきち|宿泊・喫茶・土産・案内

ますきち|宿泊・喫茶・土産・案内

住所:愛知県瀬戸市仲切町22

定休日:火曜日、水曜日(7月〜9月は毎日営業)

TEL:080-4614-5325(火水を除く、16時〜21時)

メールアドレス:seto.masukichi@gmail.com

出発地点は「ますきち|宿泊・喫茶・土産・案内」。ライドハックでも何度かご紹介しているゲストハウスです。

明治時代に活躍した陶工・川本桝吉さんが弟子と暮らしていた邸宅を改装し、2018年にオープン。名前にある通り、瀬戸での拠点となる「宿」・せとものを使用したカフェ「喫茶」・瀬戸の名産やオリジナル商品を集めた「土産」販売・本やWEBメディア、イベントを通して瀬戸を発信する「案内」、4つを軸としています。瀬戸の玄関口として機能するこの場所は、旅の出発地点としてピッタリです。

宿泊している間、GE-N3を玄関先に置いて充電をさせてもらいました。家庭用100V電源を使って満充電までにかかる時間は約5~6時間。朝を迎え、充電も満タンになったところで、早速瀬戸の街へ出発します。

※特別な許可をいただいて土間に置いています

瀬戸の土に触れて器を作る、陶芸体験ショップCONERU

まず最初に向かったのは体験型陶芸ショップ「CONERU」です。ますきちから徒歩3分のところにある銀座通り商店街の中にお店を構えています。

CONERU

愛知県瀬戸市朝日町28番地

TEL0561-57-1654

ここでは、粘土の販売と陶芸体験が行われています。陶芸体験は2つあり、1つは店頭の窯で焼き上げる内容。もう一方は、家庭にあるオーブンで焼く陶芸体験です。どちらもろくろは使わないため、作業の簡単さも魅力です。今回体験したのは後者。小皿や箸置きが作れる、オーブン陶芸の「きほんのプラン」です。粘土を捏ねて、形を作っていく……。崩れないよう、理想の形に仕上げるために集中していたら、あっという間に1時間ほどが経っていました。

瀬戸市で採れる粘土は減少しており、CONERUは粘土の価値や窯の文化を守りたいという思いで活動をしているとのこと。街に根付く焼き物の文化を実際に体験して、その歴史と奥深さを知ることができました。

丘の上から瀬戸の街を一望

陶芸体験を終え、次の体験スポットに行くまでに少し時間が空いたため瀬戸の街を散策します。瀬戸の街は北部に水野川、中央部に瀬戸川、南部に矢田川の3つの河川があり、中央部は丘陵地、その周辺を標高100〜300mの小高い山々が囲んでいます。そのため、瀬戸の街を走っていると丘を超える場面が何度もあり、開けた場所では街全体を一望することができます。

CONERUからはバイクで3分ほど走った丘の上には、無風庵と呼ばれる、近代美術工芸家・藤井達吉にゆかりのあるギャラリー兼休憩所があります。現在は休館中のため立ち入ることはできませんが、向かう道中では瀬戸の街並みを眺めることができ、丘を登り切った場所では瀬戸の中心部を一望できます。古くからある家屋や、新しくできたホテルなど、これまでの歴史と新しい文化が共存する景色に、瀬戸の魅力を感じます。

出発する前、ふと目についた景色をカメラで撮影。GE-N3は足付きが良く小回りも効くので、街の散策を楽しむには打ってつけです。

自分好みのデザインに絵付け体験ができる、スタジオ894

街の散策を楽しんだところで、2つ目の体験をしにスタジオ894へと向かいます。

STUDIO 894(スタジオ ヤクシ)

営業時間:10:00~17:00

※絵付け体験 最終受付15:30/コーヒースタンド ラストオーダー16:30

定休日:火曜日(祝日の場合は営業)/年末年始(12/29〜1/4)

住所:〒489-0821 愛知県瀬戸市薬師町1番地

TEL:0561-84-0894

スタジオ894は2023年9月にオープンした瀬戸の新スポット。店舗は体験・鑑賞・憩うという3つの要素が融合しており、入口からみて右手側に絵付け体験スペース、正面奥には展示スペース、左手にはカフェがあります。今回はここで絵付け体験を行いました。

絵付けは焼き物づくりの工程の一つで、焼き物に絵柄を描いていく、色つけの作業です。スタジオ894では陶器に絵付けをするコースと、磁器に絵付けをする2つのコースを体験することができます。今回は当日中に持ち帰ることができる、陶器の絵付けを行います。

絵付けするのは招き猫の貯金箱。色鉛筆や絵の具で色をつけていきます。実際に塗ってみると真っ直ぐに線を引くのも難しく、絵付けの繊細さを実感します。

完成! 可愛くできたので記念に写真を一枚。

さらに、駐車場には寝そべった大きな猫(のオブジェ)がいたので、GE-N3との3ショットも記念に撮りました。

古くからの積み重ねを感じる、窯垣

瀬戸には窯垣と呼ばれる、せとものを作る際に使う窯道具を積み上げて作った石垣が今でも残っています。全国でもここでしか見れない景色で、街の歴史を感じることができます。

窯垣の小径

〒489-0833 愛知県瀬戸市仲洞町39

TEL:0561-85-2730

営業時間:11:00~15:00(資料館)、10:00~16:00(ギャラリー)、窯垣の小径は自由に散策可能

観光スポットとしても有名なのが「窯垣の小径」。窯垣が約400m続く道で、近くには窯元やギャラリーが立ち並び、風情ある街並みを楽しめます。ここは駐車場にバイクを停めて、歩いていきます。景色を堪能していると、数匹の猫との出会いもあり癒されました。

夕暮れ時、瀬戸の街を眺めて帰路に着きます。今回2つの体験を含めてかかった時間は半日ほど。静かで小回りが効くGE-N3はフラっと街を回るのに最適で、存分に瀬戸の街を体験することができました。とはいえ瀬戸にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。先述したようにオフロード走行性能も高いため、次はスラムパーク瀬戸などオフロードコースに遊びにいく、なんてプランも楽しそうです。GE-N3と瀬戸の魅力を、ぜひ体験してみてください。

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