バイクのパーツ名称①:車体関連(フレーム)

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バイクは数多くのパーツで構成されており、それぞれに名称が付けられています。バイクの部分ごとに構成されているパーツとその役割については以下の通りです。
車体関連1. フレーム
フレームはバイクの骨格にあたるパーツで、エンジンや足回りなど、数々のパーツをつなぎとめる役割があります。
フレームには、エンジンが搭載される「メインフレーム」と、シートなどが付くサブフレーム(シートフレーム)があり、走行中の振動やねじれなどに対応できるよう、高い剛性をもったパーツです。
車体関連2.タンク(燃料タンク)
燃料タンク(ガソリンタンク)は、バイクのエンジンに供給するガソリンを入れて貯めておくパーツです。
燃料タンクはバイクの外観の中で大きな面積を占めるため、バイクのデザインなど見た目の印象にも影響しています。
車体関連3.シート(サドル)
シートとは、バイクのサドルのことで、ライダーのお尻を支えるクッションになったパーツです。
スポンジ形状になって走行時の衝撃を和らげる役割もあり、2人乗りできるバイクには、後部座席用のタンデムシートが付いています。
車体関連4.フェンダー(前後)
フェンダーとは、タイヤの回転で跳ね上げられた泥や雨水がライダーにかからないよう、タイヤの一部分を覆っているパーツのことです。
雨などのみならず、小石などが跳ねてライダーに当たることを防ぎ、フロントタイヤにあるのがフロントフェンダー、リアタイヤにあるのがリアフェンダーになります。
車体関連5.カウル
カウル(フェアリング)とは、バイクの車体を覆うパーツのことで、レーサータイプのバイクや、ツアラーバイク(ツーリング向けバイク)に装着されています。
空気抵抗を減らして加速や最高速度を伸ばす役割があるほか、ライダーに風が当たるのを防ぐので、疲労軽減にもなるパーツです。
車体関連6.アンダーカウル
アンダーカウルとは、エンジン下部に装着されるカウルのことで、エンジンからマフラーにつながる、エキゾーストパイプを覆う形で取り付けられています。
巻き上げた小石などからエンジンなどの損傷を防いだり、空気の流れを整えたりして、スムーズな走行ができるようにするのが役割です。
車体関連7.サイドカバー
サイドカバーは、シートの下部や車体の側面にあるカバーのことで、バイクの見た目にも影響するパーツです。
エアクリーナーやバッテリーなどのパーツを雨風などから守る役割があり、サイドカバーの中に収納場所が確保されている車種もあります。
バイクのパーツ名称②:エンジン関連

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エンジンはシリンダーやピストン、クランクシャフトなどさまざまなパーツが組み合わされて作られています。
エンジン関連1. エンジン
エンジンは燃料と空気を合わせた混合気を点火し、爆発力を得て動力を生み出す重要な役割で、多くのパーツが集まってできています。
現在のエンジンは「吸気」「圧縮」「爆発」「排気」と、4つの運動プロセスでエンジンが駆動する4ストロークエンジンが主流です。


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