Hondaは2026年10月9日、CRF250R、CRF250RX、CRF450R、CRF450RXのハンドルホルダーに関する無償修理を開始した。対象として公表された車両は計634台。これとは別に、交換修理用として出荷され、取り付け先の車両を特定できないハンドル下側ホルダー103個も対象となる。
今回の案内は、Honda公式サイトの「保証期間延長等のその他の情報」に掲載された無償修理のお知らせ。対象はいずれもモトクロス競技専用車の4機種だ。
下側ホルダーの過切削で、ハンドルの固定力が不足
不具合が確認されたのは、ハンドルパイプを固定する下側ホルダー。切削加工が不適切だったため、一部に削り過ぎたものがあり、ハンドルパイプを十分に固定できないという。
Hondaは、走行中にハンドルが動くと操縦安定性が損なわれ、最悪の場合は転倒するおそれがあるとしている。ハンドルが動く症状が出た場合には、すぐに安全な場所へ車両を止め、近くのHonda販売店に連絡するよう求めている。
対象車両は4機種、計634台
Hondaが公表した車台番号の範囲と製作期間は次のとおり。台数はCRF250R・CRF250RXの組み合わせで471台、CRF450R・CRF450RXの組み合わせで163台となっている。
| 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| CRF250R/CRF250RX | ME12-1600001~ME12-1600636 | 2024年5月8日~2025年11月19日 | 471台 |
| CRF450R/CRF450RX | PE07-1800001~PE07-1800204 | 2024年6月21日~2025年12月1日 | 163台 |
| 合計 | 634台 | ||
対象範囲全体の製作期間は2024年5月8日から2025年12月1日まで。Hondaは、表に示された車台番号の範囲内にも対象とならない車両が含まれる場合があると注意を促している。
交換修理用の下側ホルダー103個も対象
車両として把握されている634台とは別に、交換修理用部品として出荷され、取り付け先の車両を特定できないものについても対象が公表されている。
- 製品名:ハンドル下側ホルダー
- 部品番号:53132-K95-AG0
- 出荷期間:2024年3月26日~2026年3月2日
- 対象部品数:103個
- 対象機種:CRF250R、CRF250RX、CRF450R、CRF450RX
この103個は部品の数量であり、車両台数を示す数字ではない。Hondaは、対象の交換修理用部品が取り付けられた車両にも、同様の改善を行うとしている。
上下合わせ面を点検し、異常があれば良品に交換
改善内容は、左右のハンドルホルダーについて上下の合わせ面を点検し、異常が見つかった場合に下側ホルダーを良品へ交換するもの。対象車すべての部品を一律に交換するという案内ではなく、点検結果に応じた交換となる。
使用者への連絡は販売会社から電話などで行う。また、交換修理用部品が取り付けられた車両は追跡調査で特定し、使用者への案内と改修などを進める。
対象の確認や相談はHonda販売店・専用窓口へ
対象車両や対象製品に関する問い合わせ先は、近くのHonda販売店、または二輪車専用のHonda 市場措置コールセンター。販売店はHonda二輪車正規取扱店検索から探すことができる。
- Honda 市場措置コールセンター(二輪車専用):0120-370004
- 受付時間:9:30~17:30(12月31日~1月3日を除く)
公式案内には車台番号による対象情報の検索へのリンクも用意されている。交換修理用部品の対象範囲も含め、詳しくはHonda公式「CRF250Rなど4機種のモトクロス競技専用車の無償修理(ハンドルホルダー)」を確認してほしい。
情報確認日:2026年10月19日。アイキャッチは案内用のイメージ図で、実際の製品・会場・選手の写真ではありません。











コメント