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タイトル:バイク洗車の正しいやり方をステップで解説!必要な道具と注意点も解説

目次

バイク洗車の正しいやり方・手順

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/AD-682238/

定期的にバイクを洗車しないと、汚れが付着したままで見栄えが悪くなるだけでなく、パーツによっては寿命を縮める結果になります。

しかし、バイクの洗車は正しい手順で行わないと、小傷が着いたり思わぬ部分にまで浸水し、故障の原因となったりすることも。

以下の手順にそって洗車を行うと、より効率的に汚れを落としやすくなるだけでなく、バイクの故障も防げるので、洗車の前にぜひ確認してみてください。

1. エンジンが冷めた状態で行う

バイクの洗車は、必ずエンジンが冷めた状態で行うのが基本ですが、理由は熱いエンジンに水をかけると、急激にパーツが冷やされダメージを受けることがあるためです。

また、熱を持ったエンジンに水をかけると水蒸気となり、やけどの原因になることもあるため、バイクの洗車は必ずエンジンが冷えた状態で行いましょう。

バイクは雨の中の走行を想定して設計されているので、上からの水には強いですが、地面側からの水にはあまり強くないので、水をかける際はバイク車体の上部よりかけるのが基本になります。

2. 砂ぼこり・泥を軽く落とす(予洗い)

バイクのエンジンが冷めている状態で、まずは大雑把に水で表面に付着した砂ぼこりや泥などを落とす、「予洗い」を行います。

予洗いはバイク車体にホースのシャワーで優しく水をかけ、表面の砂や埃を洗い流すように行いますが、このときに擦らないようにしましょう。

バイクの表面に砂などが付着した状態で擦ると傷がつく原因になるので、水の力だけで優しく砂や埃を洗い流し、泥は水をたっぷりかけたあとで優しく洗い流します。

3. 洗剤で本洗い

予洗いで表面の砂や埃などを流したら、洗剤を使った本洗いに入りますが、おすすめの洗剤はバイク用の中性洗剤です。

バイク用中性洗剤を直接バイク車体にかけるのではなく、まずはバケツなどに適量を入れ、水で薄めて使います。

洗う際は、傷のつきにくいスポンジやマイクロファイバークロスなど、柔らかく吸水性の優れたアイテムを使って優しく洗うと傷がつきにくいです。

台所用の中性洗剤で洗車を行う人もいますが、バイクによっては塗装の艶が失われることもあるため、洗剤はバイク用を使いましょう。

4. 水でしっかりすすぐ

バイク全体を洗剤で洗ったら、洗剤が残らないよう車体の上から流水で洗い流しますが、予洗いのときと同じように、バイクの下から水をかけないようにしましょう。

強い水圧は避け、電装部(メーター、スイッチ類やライト周辺)に直接水を当てないように注意し、優しく洗剤を流し落としていきます。

外気温が高い夏場などは、洗剤がすぐに乾いてシミとなることがあるので、バイクを前後で3等分くらいにして、区分ごとに洗って流すのを繰り返していくのがおすすめです。

5. 拭き取り・乾燥

水で洗剤をしっかり洗い流したら、今度は水滴の拭き取りや乾燥を行っていきます。

柔らかく吸水性の高いマイクロファイバークロスやセーム革クロスなどを使い、水気を素早く拭きとっていきますが、手が届きにくい場所はエアブローで水滴を吹き飛ばしたり、自然乾燥を併用したりしましょう。

水分が残っているなど拭き残しがあると、水ジミやサビの原因となることがあるため、拭き上げたり乾燥させたりして、水気が残らないようにしていきます。

6. チェーンの清掃・注油(必要に応じて)

チェーンにはオイルが含まれているため、洗車で車体のように綺麗にするのは難しいので、まずはチェーンクリーナーを塗布して汚れを落とします。

チェーンクリーナーを塗布したあと、チェーンブラシで軽く擦るようにして汚れを落とし、ウエスで拭き取っていきましょう。

チェーンクリーナーを塗布すると、浮き上がった汚れとともにクリーナーが滴ってくるので、チェーンの下にトレイなどを敷き、地面を汚さないようにしてから作業を行います。

ある程度汚れが落とせたら、チェーンルブ(オイル)のノズルを、チェーンのローラーとプレートの間を目掛けて適量をチェーン全体に塗布し、チェーンの清掃は完了です。

チェーンの汚れを落とす際の注意点

油まみれの汚れを落とすのに便利なパーツクリーナーですが、バイクのチェーン洗浄時には使わないようにしましょう。

バイクチェーンには、回転によってチェーンルブ(オイル)が飛び散らないよう、留めておく役割の「Oリング(おーりんぐ)」と呼ばれるパーツが使われています。

パーツクリーナーを使用すると、油を溶かす溶剤でOリングを痛めてしまう可能性があり、チェーンオイルが飛び散りやすくなるため、バイクチェーンの洗浄は必ずチェーンクリーナーを使いましょう。

7. ワックスやコーティングで仕上げ(任意)

水気の拭き取りや乾燥が終わったら、カウルやガソリンタンクにバイク用ワックスやコーティング剤を使えば、艶や防汚効果が長持ちし、塗装の保護効果も生まれます。

ワックスには主に固形ワックスと液体ワックスがあり、仕上がりの美しさで言うと固形ワックスですが、扱いやすさで言うなら液体ワックスです。

夏場の場合はまだ気温が上がっていない午前中に、直射日光の当たる場所を避けてワックス掛けを行うようにしましょう。

バイク洗車の注意点

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/8B-6979313/

バイクを洗車するにあたり、水のかけ方や使用する洗剤などによっては、故障の原因につながったり、塗装を痛めたりすることがあります。

それらの注意点をおさえることで、トラブルを防いだ安全なバイク洗車ができるようになるので、洗車の前にぜひチェックしてみてください。

水のかけ方に注意

高い水圧で汚れを一気に流し飛ばせる高圧洗浄ですが、バイクへの使用は水の侵入を想定していない部分にまで水が入り込む可能性があるため、使用しないようにしましょう。

バイクは雨の中を走行できるよう設計されていますが、マフラー、エアクリーナーなど水が侵入すると故障の原因につながる箇所もあるため、それらに水が入らないよう注意が必要です。

また、電装系も水に弱いため、配線やイグニッションなどの電気系統に直接水をかけないように注意が必要で、中でもカギ穴などは洗車前にマスキングテープなどで保護しておくのがおすすめ。

洗車後の水分処理に注意

洗車後はマイクロファイバークロスなどで拭き上げ、できるだけ水気を残さず除去する必要があり、水気を残したままにしておくと、埃の付着などによって錆の発生原因になります。

自然乾燥はNGで、水アカなど水シミの原因となるため、洗車が終わったら必ず拭き上げて、水分を残さないよう注意が必要です。

マイクロファイバークロスなどで拭き上げる際、手が入り切らない部分に水分が残っている場合は、可能ならばエアブローなどで水分を吹き飛ばすと、より効果的に水分を除去できます。

使用する洗剤に注意

バイクの洗車で使用する洗剤は、必ずバイク洗車用のものを使うようにし、台所用洗剤は使わないよう注意が必要です。

台所洗剤をバイクの洗車に使うと、塗装のクリア膜を痛めてしまい、艶が失われやすくなることがあるため、必ずバイク洗車用を使用します。

また洗剤を使用する場合は、バイクに直接かけるのではなく、バケツなどに入れて水で薄め、よくかき混ぜて使用しましょう。

チェーンクリーナーに注意

バイクのチェーンを洗浄する場合は、必ずチェーンクリーナーを使い、パーツクリーナーで洗浄しないよう注意が必要です。

チェーンはオイルが浸透しているため、通常のバイク洗剤では汚れが落とせず、オイル成分も落とせるクリーナーが必要になります。

オイル成分も除去できるパーツクリーナーを使用すると、チェーンにオイルを留めておく「Oリング」を痛める可能性があるため、必ずバイクチェーン専用のチェーンクリーナーを使用しましょう。

洗車場所・天気に注意

バイク洗車の前に、洗車がNGな場所(公道や駐車場など)ではないか、注意が必要です。

アパートやマンションなど共同住宅の場合、駐車場や周辺での洗車はNGとしている所もあるので、洗車の前に不動産屋や大家に確認を取っておきましょう。

炎天下での洗車も水アカや水シミがつく原因となり、地面が土や砂利の場合も、下からはねてかえってバイクを汚す原因となるため、洗車する環境にも注意が必要です。

エンジン・チェーンに注意

走行後などエンジンやマフラーが熱い状態で水をかけると、水シミとなるだけでなく、水蒸気が発生してやけどの原因となるため注意が必要です。

水シミややけどを防ぐために、走行後にエンジンやマフラー周辺が熱を持っている場合は、冷ましてから洗車するようにしましょう。

チェーンを洗浄したあとはチェーンルブでの注油が必要で、忘れるとチェーンやスプロケットにダメージを与え、寿命を縮める結果となるので、チェーン洗浄後の注油忘れにも注意が必要です。

バイクの洗車に必要な道具・洗剤

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B4-3418649/

バイクを洗車するにあたって必要な基本の洗車道具のほか、あると洗車作業が楽になったりより効果的になったりする道具類もあります。

まずは、バイクの洗車に必要な基本の洗車道具から解説していくので、洗車道具を揃える際の参考にしてみてください。

基本の洗車道具

バイクの洗車に必要となる、基本の洗車道具には以下のようなものがあります。

  • マイクロファイバークロス
  • スポンジ(車・バイク用)
  • バケツ
  • ブラシ(柔らかめ)
  • エアブロー / ブロワー

それぞれがどんな役割なのかを解説するとともに、おすすめの洗車アイテムも紹介していきます。

マイクロファイバークロス

マイクロファイバークロスとは、ポリエステルやナイロンなど極細の合成繊維でできたクロス(布)のことで、拭き上げに使用する際、繊維が柔らかいためバイクの車体に傷がつきにくいです。

バイク洗車後の拭き取りや乾拭きに適したクロスで、極細の繊維によって吸水性がとても高く、一般的なタオルや雑巾の数倍の吸水性をほこります。

耐久性が高いものも多く、繰り返し何度も使えるほか、乾拭きで使用すると埃や静電気を取り除く効果もあるクロスです。

引用元:https://bikeman.jp/products/d-93029

DAYTONA(デイトナ)「マイクロファイバークロス」は、使いやすい正方形サイズのマイクロファイバークロスです。

内容量は2枚で、1枚は水気の拭き取り用、もう1枚は乾拭き用やバイクに積載しておくなど使い分けができます。

  • 商品名:マイクロファイバークロス
  • メーカー:DAYTONA(デイトナ)
  • 内容量:2枚セット
  • サイズ:300×300(mm)
  • 販売価格(税込):591円

スポンジ(車・バイク用)

スポンジは、洗剤を含ませてバイク車体を洗う際に使用し、ポリウレタンやマイクロファイバーなどの素材でできています。

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この記事を書いた人

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