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岡山から!RCM-639 Z750!(その3)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

今年も残すところ、あと一週間。

サンクチュアリー本店、ならびにサンクチュアリー福岡店は、年内28日の
営業を持って最終日となります。

いや~~~~~~

時の経つのが、早いっ

毎年 同じ事を繰り返し言ってますが

ほ・ん・と       早いっ

人間の脳は歳を重ねるごとに時間の経過を早く感じる神経構造になっている

なんて 話を聞いた事がありますが、たぶん そうなんでしょね・・・ ( ̄▽ ̄)

だって

マジ、 早ぇーもん  (^ ^ゞ

はい

たわごとは、ほどほどに

本題 入りましょう

岡山県在住 M・Hさんからお預かりして製作が進む、RCM-639 Z750

(その3)です!

現在ほぼ全てのRCMが採用してると言える、New6速クロスミッション。

このRCM-639は、17インチワイドホイール仕様のシャシーですから
当然、オフセットスプロケット不要の優れもの、ロングカウンターシャフト
バージョンのドライブチェーンラインEVLUTONOシステムになります。

ふむ・・・

中村の愛機 RCM-001にも 次こそはこれを組み込みたいと目論んでます。

一方こちらは、すぐ裏のディンクス。

既にビッグバルブが入っていたヘッドだったんですが、何やら難あり?

最初からツインプラグ加工されていたヘッドだったので、このヘッドを
生かさない訳には行きません。

なるほど、セット長に難アリだ・・・(^^;)

このバルブステムエンド部のセット長は、37.5mmが基準値になるのですが
現状で0.8mmほど突き上がってしまってました。

カムシャフトのベースサークルが純正と同じで この状態だと、タペットシムが
2mm以下の厚みになってしまう為、シム調整するのにバルブステムエンドを
かなり落とす必要があります。

今後もしもシートカットを追加で施す必要があったら もうステムエンド研磨は
出来なくなるでしょうから、ここはシートリング入れ替えを行う事に決定。

幸い エキゾースト側4ヵ所だけで済んだので、良かったです。

ところが今度は、シリンダーブロックに難アリ・・・(;^_^A

温風循環加熱炉にシリンダーブロックを入れて スリーブがスルっと抜ける
状態まで加熱し、スリーブを抜いた下穴を見たら深い立て傷を無数発見。

荒れた下穴を僅かにボーリングし 真円仕上げで整えようと思ったのですが

既に側面の肉厚が  (・・;)

どうやら下穴径が限界付近まで拡大されていた模様で、ペラペラ・・・

よく見ると肉薄な部分には小さな穴まで開いており、これは無理と判断。

とは言え、荒れた下穴を何とかしなければならず

う~~~ん・・・

M・Hさんと相談した結果、状態の良さそうな中古シリンダーを入手して
スリーブ入れ替え完了!

今度は下穴を限界付近まで拡大せずに ほど良い径に切削して、それでいて
スリーブ肉厚も平均値で確保すると言う、理想的な寸法感に仕上げました。

もちろん上下面研も行って、気持ち良いシリンダーになってます  (^^♪

と言う訳で、早速エンジンを組み上げて行く事に!

ブロックを挿入し、17丁と15丁の組み合わせによるサンクチュアリー
オリジナル リジットアイドラーのパッケージを組付けました。

現在はエキゾーストバルブシートリングの入れ替え&シートカットも終わり
シリンダーヘッドの搭載に移行しています。

何とか年内にエンジンが組み上がって、フレームに搭載されるかな?

M・Hさ~ん!

だいぶご無沙汰しちゃっており、申し訳ありませんでした <(_ _)>

来年春完成納車 目指してますので、よろしくお願いしますね~!

サンクチュアリー本店は12月28日が年内営業最終日となりますので
28日の夜 年内最後のブログを更新いたします。
年明けは5日までのお休みで8連休となり、ご不便をおかけしますが
よろしくお願い致します。

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この記事を書いた人

RCM(リアル・コンプリート・マシン)製作、Z1、Z2、Ninja(ニンジャ)、Katana(カタナ)等のカスタム専門ショップ。

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