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Z1000R2&Z1エンジンフルオーバーホール!ディテールへのこだわりで圧倒的なパフォーマンスを実現

みなさん!こんにちは!

大分、ご無沙汰してました。。。

SANCTUARY WiLL 仁科です。

ここ最近のエンジン作業のご紹介します。

Z1000R2 Y様

今回のエンジンメニューはフルコースで進めました。

エンジンフルOHなのですが、腰下の作業写真が無かったので腰上のみ紹介していきます。

腰下はポンピングロス加工、ミッションドッククリアランス調整と腰下もしっかり対策済みです。

ピストンはディンクスφ78ピストンKIT(ピストンピンDLC処理)を使用しました!

ピストンリングの合口を測定しながら組んでいきます。

今回はIN、EXバルブは他車種の純正品を加工しビックバルブ化にしています。

カムをWEB435を組み込む為、カム山逃げ加工、ポート研磨をしヘッドを組みます。

カムを組み、タペットクリアランスを測定し必要なシムが来る前に先に車体に搭載します。

タペットクリアラン調整が終わりまずはカムのプロフィールに合わせバルブタイミング調整です。

無事、走行会に間に合って一安心です!

次回、カム組み合わせ変更やバルタイ変更を計画中ですのでお待ちしておりますね!

Z1 Y様

エンジン降ろして分解する前にロードテストをし圧縮を測定し分解前に現状のコンディションを記録しておきます。

4番のピストントップがウエットですね。

オーバーホール済みとの事で購入された車両でしたが、実際にエンジンを分解していくと、エンジン内部にステンレスのボルトが使用されていたり、ネジ山は強引な修正がされていたりといろいろ出てきました。。

腰下まで分解しケースの割れやネジ山を確認し洗浄をしディンクスへと内燃機に出しました。

再度、状態を確認しながら洗浄、ガスケット剥がしをしていくのですがここでしっかり状態を見ておかないと組む段階でスムーズにいかなくなるので時間が思いのほかかかります。

クランクシャフトは最近エンジンオーバーホールでは定番化してきた、フルリビルドです。

クランクフルリビルトした車両は実際乗ると振動も少なく、スムーズに回っているなど体感して頂けると思います!

Y様がこの際、6速ミッションも入れたいとの事でチェーンラインがノーマルなので6速クロスミッションセミロングシャフトKITを組み込みました。

リビルドクランク&6速クロスミッション。

何回みても豪華な組み合わせですね!

そしてまたもや、エンジンメニューで定番化してきているトロコイド式オイルポンプ。

腰下が組み終わりシリンダーブロックも取り付けていきます。

ガイド入れ替え、シートカットなど済ませたヘッドにバルブを組み、タペットクリアランスを調整しカバーを閉めてエンジン完成です。

今回もMK-2系のカムホルダーボルトを使用したので、頭は旋盤で少し加工しています!

組み上がったエンジンを車両に載せ火入れです。

何十機、エンジンを組んでいても火入れの瞬間は初めてエンジンを組んだ時と同じくドキドキです。(笑)

圧縮を測定&ロードテストをし納車です。

Y様、納車日のご連絡お願いしますね!

話は変わり、、、、

キーホルダーつくりました!

販売用にと思い製作したのですが、カーボン板に刻印、墨入れと少々拘ってしまった為コストが上がってしまい、販売出来る金額ではないと。。

なので、車両購入、カスタムなど作業ご依頼頂いた方に差し上げます❗️

数に限りがある為、現在作業でお預かりの方も新規で作業お預かりの方もご希望の方は仰って頂けたらと思います!

バイクのキーに取り付けたイメージです!

色は写真だと少し赤っぽく見えますが、WiLLのイメージカラー、オレンジです!(笑)

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この記事を書いた人

RCM(リアル・コンプリート・マシン)製作、Z1、Z2、Ninja(ニンジャ)、Katana(カタナ)等のカスタム専門ショップ。

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