カブで旅するフォトライター、「こばん」こと小林美希です。
だいぶ暖かくなり、ツーリングも気持ちよくなってきましたね。
岡山県南東部に位置する備前市日生(ひなせ)は、冬の味覚・牡蠣が有名です。
3/1(土)に訪れると多くのライダーで賑わっていました。
おすすめツーリングスポットも一緒に紹介します!
日生について
瀬戸内海に面し、大小13の島(日生諸島)がある日生。
そのうちの鹿久居島(かくいじま)・頭島(かしらじま)は、橋で渡れます。

日生エリアはリアス式海岸が天然の漁場となり、古くから漁業の町として発展してきました。
プランクトンが豊富な海で、美味しい牡蠣が育ちます。
日生の牡蠣は1年で育つ「1年物」ですが、大粒の身に育ち、ぷりぷり! ミルキーな味わいが特徴です。
冬はバーベキューや屋台など、その場で気軽に牡蠣が味わえるのも魅力でしょう。
五味の市
日生に来たらぜひ立ち寄ってほしいのが、五味の市。
駐車場が広くて、バイクの駐輪スペースも設けられています。

中は市場のようになっており、旬の新鮮な魚介類や、冬であれば牡蠣も販売していて賑わっています。

魚介類を購入して、バーベキューで楽しむことができます。

バーベキュー以外にも、軒先には屋台が出ていて、様々な牡蠣メニューをその場でお手軽に味わえます。

私は「牡蠣焼き」と「牡蠣汁」をオーダーしました。合わせて1,100円とお得!

さくっと牡蠣が味わえるのも、あちこち走り回りたいライダーにとっては嬉しいですよね。
そして、もうひとつのおすすめ!
夏に訪れた時に撮影した写真です。

何だと思いますか?
そう、ソフトクリームにのっているのは、なんとカキフライ。
カキフライソフトなるものが名物なので、チャレンジしてみてください!
五味の市
岡山県備前市日生町日生801-8
営業時間 8:00~16:00
定休日 11月~4月末までは毎週水曜定休(祝日の場合は翌日)
https://www.hinase.net/gominoiti/
日生カキオコ
日生では牡蠣を使ったお好み焼き「カキオコ」も名物で、あちこちに「日生カキオコ」ののぼりがたっています。
以前、食べたときの写真です。

通常よりも牡蠣を多く入れてもらえる「牡蠣増し」ができるお店もあるので、見つけたらやってみてください。
ごろごろと牡蠣が入っていますよ。
鹿久居島~頭島まで走ってみよう
牡蠣とあわせてぜひ堪能してほしいツーリングコースが、鹿久居島~頭島。
2つの橋を渡り、瀬戸内海のただ中にいることを体感しましょう。
日生本土と鹿久居島をつなぐのが、2015年に開通した「備前♡日生大橋」。ハートマークも正式名称のキラキラネーム。

向かいの港町からバイクとおさまりが良い記念写真が撮れますよ。
駐停車禁止につき橋からは写真が撮れませんが、穏やかな瀬戸内海にあちこち牡蠣棚が浮かんでいて息をのみます。
そんなパノラマ風景の中、橋を駆け抜ける。ライダーの喜びですね。

島に渡ってからも、ところどころで牡蠣棚の風景を見ることができます。
のんびりとした島時間が流れています。

渚の交番 ひなせうみラボ
続いて、頭島へは「頭島大橋」を渡ります。こちらも無料で渡れます。

頭島には2021年に「渚の交番 ひなせうみラボ」がオープンしました。

「頭島大橋」をのぞむ展望の良い立地で、1階は物産コーナーやサービスカウンター、多目的室などがあります。
2階はレストランと展望テラスです。
環境保全について考えることができるオブジェもあちこちに飾られています。

休憩スポットにぴったり!
渚の交番 ひなせうみラボ
岡山県備前市日生町日生3518-5
営業時間 9:00~17:00
定休日 毎週水曜日(祝日の場合は翌日が定休日)、年末年始
漁業の島 頭島
頭島の南端まで走ると、港町にたどり着きます。
たくさんの船が並んでいて、漁業の町であることを体感できますよ。

頭島には民宿やカフェ、グランピングもあるので、観光の拠点にもいいと思います。
おわりに
牡蠣の名産地・日生は、ツーリングにもぴったりのスポット。
春になる前に、美味しい牡蠣を味わい、橋を渡って島めぐりを楽しんでみてはいかがでしょう。


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