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バイクライフを満喫したくて移住。カブで15万キロ走った私が惚れたまち、岡山県浅口市|こばんとソラコ vol.1

初めまして!

カブで旅するフォトライター、「こばん」こと小林美希です。

旅先で写真を撮るのが趣味で、「こばんとソラコ」という名前でInstagramにて旅の様子を発信しています。

目次

こばんとソラコ

「ソラコ」とは、私の愛車、ホンダ・スーパーカブ110(JA07)の名前。

2011年に新車で購入し、もう13年も乗っています。

ランドセルがトレードマーク。

雨の日も、風の日も、…さすがに雪の日は乗りませんが、車は持たずにソラコと暮らしています。

買い物に行くときも、ライターとして取材に行くときも、ソラコと一緒。

そして、私は旅が大好きで、47都道府県、ソラコと走りました!

今年(2024年)中に、北海道ツーリングと四国一周ツーリングを計画中です。

これまで13年で、15万キロも走っていました。

ソラコは元気ピンピンです。さすが、日本が誇る名車・カブですね!

岡山県浅口市へ移住した理由

私は7年ほど前から、岡山県浅口市という、瀬戸内海沿いのまちで暮らしています。

出身は大阪府。会社員時代は長崎県や東京都などに住んでいました。

なぜ岡山県浅口市に移住したか。

実は、バイクライフを満喫したくて、というのが大きな理由なんです。

9年半、長崎県に本社がある会社を退職したあと、いったん実家がある大阪府に引っ越しましたが(それも、沖縄経由でソラコとともに!またそんなお話も書けたらと思います)、バイクが大好きになった私には、都会の暮らしはもうなじみませんでした。

就職活動をするも、満員電車で通勤する自分が想像できない。

そこで、地方への移住を検討したのです。

国の移住推進制度である「地域おこし協力隊」制度を知り、移住先を探しました。

移住先の条件は、「バイクライフが満喫できる場所!」。

具体的に言えば、

・自然が近くにある
(特に私は海が好きなので海の近く)
・信号が少なくて複雑でない道
・雪がめったに積もらない

三重、和歌山、四国なども検討しましたが、最終的に、自分の目で見た穏やかな瀬戸内海に惚れ、岡山県浅口市が地域おこし協力隊の情報発信担当を募集していたこと、先輩隊員が積極的に活動していたことにも心惹かれ、移住することになったのです。

岡山県浅口市は見どころたっぷり!

実際に移住してみると、海もあり山もあり、桃、手延べ麺、牡蠣など美味しいものもたくさん!

地域にはおだやかな方が多く、マイペースな私もすぐに打ち解けられたのもありがたかったです。

そして、交通の便もよく、あちこちに出かけやすいのもありがたい、まさにバイクライフを満喫できる場所でした。

岡山県浅口市には、穴場のツーリング&フォトスポットがたくさんあるので、紹介しますね。

岡山県浅口市の見どころ①寄島の海沿い

岡山県浅口市の南部、寄島は海のまち。

寄島にはフォトスポットがたくさんあります。

まずは、地元の方は「おおさばな」と呼ぶ、青佐鼻海岸。

「ここの朝焼けは素晴らしいよ」と地元のカメラマンさんに教えてもらい、私も早起きして通うようになりました。

遠くに見えている三ツ山は、寄島のシンボルです。

島の影が浮かび、控えめな波の音が優しくて、瀬戸内海を体感できる場所だと思います。

青佐鼻海岸を離れ、三ツ山近くまでバイクで行くこともできます。

このあたりの朝日も最高。

空の様子は、雲の形によって毎日変わります。

一刻一刻と表情を変える、自然のショータイム。全く見飽きませんよ。

岡山県浅口市の見どころ②遙照山

岡山県浅口市は南側が海、北側が山になっています。

北側の山にも、ツーリング&フォトスポットがあります。

まずは遙照山(ようしょうざん)。

映画のロケ地にもなった、展望スポットが「遙照山展望台」。

駐車場からも展望良好なのが、ライダーにとって嬉しいポイントではないでしょうか。

夜は、遠くに見える水島コンビナートの夜景が素晴らしいですよ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

岡山県浅口市の見どころ③阿部山

遙照山より西側に位置する阿部山(あべさん)は、知る人ぞ知る風光明媚なスポットです。

安倍晴明ゆかりの地と言われています。

また、花卉栽培地で、変わった植物がたくさん栽培されているのを見ることができます。

エニシダ

こちらは、阿部山分校。木造の美しい校舎で、春は桜が彩ります。

結婚したら桜を植える風習があったのだとか。あちこちで桜が咲き誇るんですよ。

岡山県浅口市の見どころ④金光町大谷

岡山県浅口市金光町は、金光教発祥の地です。

金光町大谷には金光教の本部があり、門前町があります。

歴史を感じる町並みには、有名建築家が手掛けた美しい建物や、木造で増築を重ねた不思議な形の建物などが残る、貴重な場所。

映画『とんび』の舞台にもなりました。

訪れたらぜひ、つちや食堂の「光るカツ丼」を食べてくださいね!

岡山県浅口市の見どころ⑤かもがた町家公園

岡山県浅口市鴨方町は、手延べ麺の産地です。

ぜひ地元の事業者さんが作る手延べ麺を食べてみてください!

歴史ある邸宅を保存した公園、かもがた町家公園で食べることができますよ。

おわりに

四季折々の風景に出会える岡山県浅口市。

このまちで季節とともに暮らしていると、心に豊かさを感じます。

ぜひツーリングしに来てくださいね!

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この記事を書いた人

カブで旅するフォトライター。 愛車はランドセルがトレードマークの空色のスーパーカブ110(名前はソラコ)。 全国を走り、瀬戸内海に惚れて岡山県浅口市に移住。 Instagram @mk826jp / WEBメディア「平日バイク」でライダーたちを取材し発信中。

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