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シリアルナンバー RCM-644 GSX1100S カタナ(その7)

こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。

お正月気分もそろそろ抜けた、今日このごろ。

前回更新したブログから 気が付けばもう一週間が経っておりました・・・

ご来店される方も多く、対応に追われ 日中ブログ書ける時間は極めて僅か

こりゃ~

(今年も難易度高いぞ)と・・・          改めてビビっております (;^_^A

RCM-644 カタナ(その7)です!

エンジンを下ろしました。

暫定で一端搭載したのは、エンジンを積んでいないと進まない作業が多々あり
そこを進めたいが為だけに ダミーの腰上を組んで搭載をしていたのですが、
ディンクスでのバルブガイド入れ替えリーマ加工が終わったので エンジンを
本組みするべく、ふたたび下ろしたんです。

ディンクスでのシリンダーボーリング&精密ホーニングを終え、ヘッドは
オーバーサイズバルブガイドに入れ替えるべく ガイド下穴を機械切削して
より信頼性の高い圧入を施工。

もちろん、あわせてシートカット加工もしっかり施しています。

リアカムチェーンガイドは今回、OHNOスピードの大野さんから提供して
貰いました!

聞けば何でも、このカタナ用リアカムチェーンガイドはOHNOスピードで
リリースする予定らしいので、気になる方は問合せしてみて下さいね (^^)

完成したエンジンを早速搭載しました。

ここからはもうエンジンを下ろす事が無いので、全て本固定して行きます。

BSリチウムバッテリー専用で製作したバッテリーケースの、バッテリーを
ホールドするブラケットが出来上がったので、早速固定しました。

ケースもブラケットも共にラバーマウントになっているので、このまま市販化
できる水準の完成度になってます。

ちなみに色合いも、実はこのマシンのコンセプトカラーにピッタシでして

ね!     こんな感じのカラーコーディネートなんです (^^)/

何度も言いますが、外装は青じゃないカラーリングになりますからね。

現在 Youtubeで製作記の動画をお見せしてる、RCM-700 MK-Ⅱと同じ
アジャスタブルリアサスマウントは、ブラック&レッドのツートンカラーに。

この辺のカラーチョイスもデモ車ですから、中村の好みで好き放題やらせて
頂いております <(_ _)>

永井も好き放題?・・・ (;^_^A

「カタナ用アルミエンジンハンガーKITをオリジナルで造ってくれ」と
指示した所、いきなり3Dモデリング作成に入っておりました。

う~ん・・・         斜めかぁ~

1台分だけワンオフで造るとなると、べらぼうに高くなりそう ( ̄▽ ̄;)

と言う訳で、急遽「量産ラインナップ化」する事に決定!

量産と言っても100台分程のミニマムロットですが、ワンオフよりも
大幅にコストが下がるので製品化してしまう方が能率がいいんです。

ナイトロレーシング、スカルプチュアー、サンクチュアリーメカブランド
どの製品も大抵この路線で生まれたものばかりで、メカニック達の個性が
繁栄されパーツが誕生して来たんですわ。

さて、 自分はサイレンサーステーを造ることに・・・

7N01のアルミパイプを加熱して曲げて行くんですが、昔はこういう
作業を年がら年中やっていて、お茶の子さいさい。

こんなもん、大した仕事じゃありません。

チョチョイのチョイ~  ( ̄▽ ̄)         なんて

思いっきりなめてたら・・・

あ、 あれ?

うぅ~む・・・

くそ~  結構、苦戦したな~

昔はこんなもの2時間もあれば出来たんですが、今回久しぶりだったせいか
4時間くらい掛かってしまいました・・・

デスクワーク大すぎか?

あるいは 歳か・・・ (^_^;)

遅れを取り戻すべく、社内研磨部門に「すぐ磨いてくれ~」と泣きついて
バフって貰う事に(苦笑)

ワンオフマフラーステー完成です。

最初の頃のブログでマウントボスを2ヵ所溶接していたのは、このためで
計画的にこういう構造にする予定だったんです。

RCM-644 カタナ

次回のブログで、ほぼ完成くらいまで行きそうですよ。

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この記事を書いた人

RCM(リアル・コンプリート・マシン)製作、Z1、Z2、Ninja(ニンジャ)、Katana(カタナ)等のカスタム専門ショップ。

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