400cc以下のバイクの免許は16歳から取得可能
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原付免許 | 小型限定普通二輪免許 (AT限定含む) | 普通自動二輪車免許 (AT限定含む) | 大型二輪免許 (AT限定含む) | |
取得年齢 | 16歳から | 16歳から | 16歳から | 18歳から |
排気量 | 50ccまで | 125ccまで | 400ccまで | 制限なし |
法定速度 | 30Km/h | 60Km/h | 60Km/h | 60Km/h |
二人乗り | × | ◯ | ◯ | ◯ |
高速道路走行 | × | × | ◯ | ◯ |
排気量400ccまで乗れる普通自動二輪免許(AT限定免許も含む)は、16歳になっていれば取得が可能です。
バイクの免許は原付免許のほか、小型限定自動二輪免許や普通自動二輪車免許、大型二輪免許があります。
原付免許以外は、それぞれMT車(マニュアル車)とAT車(オートマチック車)限定の2つに分かれ、合計で7種類の免許がありますが、中でも16歳で取得できないのが大型免許の2種類(MT車、AT限定車ともに)です。
原付免許(~50cc)は16歳から
原付免許(原動機付自動車免許)が取得できる年齢は16歳からで、原付免許を排気量すれば、排気量が50ccまでの原付バイクの運転ができます。
原付免許にはMT車とAT限定車の区分がないため、原付免許を取得すればバイクのミッションに関係なく運転が可能です。
原付免許は学科試験のみで取得できるため、他のバイク免許取得時のように教習所に通う必要がありませんが、免許の取得は16歳からなので、学科試験当日に16歳の誕生日を迎えている必要があります。
小型限定普通二輪免許(AT限定含む/~125cc)は16歳から
小型限定普通自動二輪免許の取得も原付免許同様に、16歳の誕生日を迎えていれば免許取得試験の受験ができます。
排気量が125ccまでのバイクに乗れますが、小型限定普通自動二輪免許にはMT車とAT車限定の区分があるため、AT限定車で免許を取得した場合は、MT車の運転ができません。
(MT車免許の場合はAT車の運転もできます)
125ccクラスと原付(50ccクラス)との大きな違いは、バイクの排気量以外にも、免許を取得してから1年が経過すると2人乗りができるようになる点です。
(125ccクラスでは高速道路の走行はできません)
普通自動二輪車免許(AT限定含む/~400cc)は16歳から
普通自動二輪車免許は、排気量が400ccまでのバイクに乗れる免許で、16歳からの取得が可能です。
普通自動二輪車免許を取得する方法は、運転免許センターなどで一発試験と言われるダイレクト受験を行う方法と、自動車教習所に通う方法があります。
ダイレクト受験は当日の朝発表される走行コースを暗記し、走行して合否すれば学科試験となりますが難易度がかなり高いため、自動車教習所に通って技能教習を終え、学科試験のみ免許センターで受験して取得するのが一般的です。
大型二輪免許(AT限定含む/401cc以上・制限なし)は18歳から
大型二輪免許はバイクの排気量に関係なく、全てのバイクに乗れるようになる免許で、バイク免許の中で唯一、18歳からでないと取得できません。(MT車、AT車限定問わず)
リッターバイクと呼ばれる排気量1,000ccクラスのバイクにも乗れ、免許取得から1年を経過したら2人乗りもできるようになり、高速道路の走行もできます。
大型バイクならではの所有感もありますが、排気量が250ccを超えるバイクは2年に1度車検が必要になる上、他のクラスに比べて燃料の消費も激しいので、より多くの維持費やランニングコスト(走行するための費用)が必要です。
年齢によってバイク免許の取得難易度や費用が変わるの?
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バイクの免許を取得するにあたって、年齢での難易度は変わりませんが、取得するバイク免許によってバイクの取り回しが変わるため、難易度も変わります。
また、取得するバイク免許の費用もバイク免許によって大きく異なりますが、免許ごとの難易度や費用の目安を以下の表にまとめてみました。
原付免許 | 小型限定普通二輪免許 (AT限定含む) | 普通自動二輪車免許 (AT限定含む) | 大型二輪免許 (AT限定含む) | ||
取得年齢 | 16歳から | 16歳から | 16歳から | 18歳から | |
取得難易度 | 易 | 易 | やや難 | 難 | |
費用目安 | 自動車免許あり | 4,200円 | 75,000円~ | 90,000円~ | 125,000円~ |
自動車免許なし | 110,000円~ | 125,000円~ | 230,000円~ |
年齢の条件や難易度に加え、取得しようとする排気量のバイクが正常に操作できるかどうかも問われるため、体格や体力によってバイクの足つきや引き起こしが難しい場合は、教習が受けられないこともあります。
取得する免許によって難易度が変わる
バイク免許の難易度は技能教習の難易度でもありますが、取得しようとする免許によって求められる技能が異なるため、難易度も変わります。
例えば、長さ15mの一本橋と呼ばれる平均台の上を、普通自動二輪車免許の場合は7秒以上かけて落ちずに走行しますが、大型二輪免許では10秒以上と、滞在しないといけない時間も長いです。
また、排気量が大きくなればなるほどバイクの車重も重くなるため、倒した状態からの引き起こしや、走行中の取り回しにも車重による影響が出て、難易度が高くなります。
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